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ふと考えてしまう、あの時の選択|5歳娘の発達に向き合った話

  • 2022.12.22

はちみつこ(@hachi_mitsu89)さんのお友達りっちゃんが、子どものちいちゃんの発達について気がかりになったのは5歳の時。しかし夫の反対もありそのままになっていました。しかし、小学生になったとき、ちいちゃんをよく知るため発達検査を受けることに。そこで分かったちいちゃんの特性を理解してあげることで、変わり始めたのはちいちゃんだけでなく、りっちゃんもでした。

夫が単身赴任して始まった2人の生活は順調でした。ちいちゃんは学校で、ちいちゃんに突っかかってくる子に少し傷つくこともありましたが、ちいちゃんに味方してくれる友達もできていて、りっちゃんはホッとするのでした。

ちいちゃんの療育がうまくいっていてよかったですね。自分のことや夫とのことを落ち着いて考えることができるようになったりっちゃんも、良いい方向に向かっていてホッとしました。


りっちゃんが決意したもう1つのこととは何でしょう。19話に続きます。

子どもを理解し、適切な支援を受けるために

子どもの発達について指摘を受けると、親としては焦る気持ちになりますよね。わが子の発達にほかの子どもと異なる点が多かったり、発達障害の特徴に当てはまったりしても、つい「考えすぎだろう」「いずれ他の子に追いつくはず」と考えてしまうことはありませんか。

発達検査を受ける意義は、決して「この子には障害がある」というレッテルを貼ることではありません。わが子にとって世界がどんな風に見えているか理解しながら、その子自身が必要としている支援やサービスにつながることに意味があります。

診断を受けて適切な支援を受けることで、発達障害のある子どもの生活上の支障は減らすことができます。しかし「うちの子は発達障害じゃない」「支援がなくてもしつけで追いつける」などと誤った見通しや期待を持つと、親子ともに苦しむ結果になりかねません。

子どもの発達障害には専門家がいます。「わが子のことは親が一番知っているはず」と思っても、子どもにとって必要な支援や成長に合わせた声かけなどの知識を得るなら、専門家の力が必要になるでしょう。早めにプロに相談し、知恵を借りることは、親にとっても子にとっても大切なことですね。

著者:ume

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