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ジェームズ・キャメロン、『アバター』出演を断り後悔するマット・デイモンを諭す

  • 2022.12.21
Photo_ Karwai Tang/WireImage
James Cameron attends the "Avatar: The Way Of Water" World Premiere at Odeon Luxe Leicester Square on December 06, 2022 in London, England.Photo: Karwai Tang/WireImage

2009年に公開され、今も世界歴代興行収入No.1を誇る『アバター』。『ボーン』シリーズなどで知られるマット・デイモンは以前、本作への出演オファーをジェームズ・キャメロン監督から受けていたものの、断ってしまい後悔していると明かしていた。キャメロン監督がBBCのインタビューでこれについて聞かれ、「彼はひどく後悔しているな。でも『マット、君は世界でも有数の映画スターだ。もう忘れろ』と伝えたいね」と答えた。

マットは2019年に受けたUK版『GQ』のインタビューで、2億5,000万ドル(約330億円)のギャラと利益の10%を受け取る条件を提示されていたと打ち明けている。監督直々にオファーをもらったものの、『ボーン・アルティメイタム』の契約があり、泣く泣く断ったそうだ。

「ジョン・クラシンスキーと一緒に『プロミスト・ランド』の脚本を書いてるときに打ち明けたら、『何だって!?』と立ち上がって、キッチンをうろうろし始めたよ。『OK.OK OK OK OK……もし出演していたとしても、生活は全く変わっていないと思う。でも出演していたら、今俺たちは宇宙でこれを相談していたよね』と言われた」「俺ほど大金を逃した俳優は他にいないよね」と悔しさをにじませていた。

またキャメロン監督は、今後の作品にマットをカメオ出演させる可能性を聞かれると、こう答えている。「世界に均衡を取り戻すためにも、ぜひやらないと(笑)。でも、(利益の)10%はやらないだろうけど」

Text: Tae Terai

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