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“人をダメにする” 座り心地の「ビーズクッション」長持ちさせるには?メーカーに聞く

  • 2022.12.21
ニトリの公式通販サイト「ニトリネット」のみで販売する「ビーズクッションBS215 角丸(メガ ブラウン)」(ニトリホールディングス提供)
ニトリの公式通販サイト「ニトリネット」のみで販売する「ビーズクッションBS215 角丸(メガ ブラウン)」(ニトリホールディングス提供)

座る人の姿勢に合わせて形状が自在に変わる「ビーズクッション」が人気を集めています。あまりに座り心地がよいことから“人をダメにするクッション”と呼ばれることもありますが、購入後、数カ月で「クッションに張りがなくなった」と感じる人もいるようです。ビーズクッションをできるだけ長持ちさせるには、どのように取り扱ったらよいのでしょうか。ビーズクッションなどのインテリア商品を販売する、ニトリホールディングス(東京都北区)広報部の大塚由香里さんに聞きました。

重い物を置かない

まず、ニトリの「ビーズクッション」の耐用年数や買い替えの目安について尋ねると、大塚さんは「使用頻度や使用方法によって異なってくるため、一概にはお答えできませんが、生地が破れた場合は使用を中止し、買い替えを検討するようにお願いしたいです。また、座ったときに体が沈んでしまったり、カバーが緩く感じたりしたときは、ビーズの追加をお勧めします。当社では補充用ビーズの取り扱いもございます。

なお、当社のビーズクッションは、粒が小さくつぶれにくいマイクロビーズ(サイズは直径0.3ミリから0.5ミリ)を使用しているのが特長です」と説明。

ビーズクッションをできるだけ長持ちさせるための扱い方については、「クッションの上に重い物を置いたり、クッションの上で飛び跳ねたりするとビーズがつぶれてしまうため、避けた方がよいでしょう。また、本体の劣化を防ぐため、使用時は必ずカバーを付けることをお勧めします」とアドバイスしてくれました。

さらに「カバーは同じ面で座り続けると劣化につながる恐れがあるので、定期的に使用する面を変えることをお勧めします。カバーが汚れた場合は、洗濯表示に従って洗濯をしてください。また、夏用、冬用と季節に合わせてカバーを使い分けると、お部屋の雰囲気を変えることができるのでお勧めです」と、長持ちのコツとお勧めの使い方を教えてくれました。

最後にビーズクッションを処分する際の注意点について、聞きました。

「ビーズクッションの分別方法(普通ごみ、粗大ごみなど)については、自治体ごとに異なるようです。事前に必ずお住まいの自治体に分別方法を問い合わせてから、処分してください。ごみの運搬時にクッションが破裂し、ビーズが飛散する恐れがあるため、普通ごみとして処分する場合は、袋に『ビーズクッション入り』と書いておくとよいでしょう」(大塚さん)

オトナンサー編集部

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