【セリーヌ】メンズライクなジャケット＆デニムを女性らしく着こなして

ブランドの小物だけでなく服にもトライしてみよう、というテーマで始まった花さんの新連載４回目は彼女がブランドで服を買うきっかけにもなったという〝セリーヌ〟をピックアップ。まるで私服みたいと自他共に認める３つのスタイリングと、花さんの〝セリーヌ〟愛を、お届けします。

今回のメゾンブランドは「CELINE」

History
1945年にパリでオーダーメイドの子供靴専門店として創業。その後、 ウィメンズのプレタポルテとレザーグッズで人気を博し、確固たる地位を築く。時代ごとに大人気バッグを生み出し続けるなど、常にトレンドを牽引する存在。現在のクリエイティブ・ディレクターはエディ・スリマン。

お出かけできる贅沢なデイリーウェア

メンズライクなジャケットを、女性が着ることでしなやかに。「どのアイテムも着回しがきくし、いつもの服にもスッと寄り添ってくれるところがすごいんです」。ジャケット￥363,000ニット￥154,000パンツ￥137,500バッグ「16 ミニ」￥434,500ブーツ［H:9㎝］￥176,000帽子￥90,200ベルト￥72,600リング￥88,000※すべて予定価格（すべてセリーヌ バイ エディ・スリマン／セリーヌ ジャパン）

ランウェイのスタイリングをチェックするのはシーズンごとの楽しみ。フーディにスパンコールのスカートを合わせたり、ドレスにライダースを羽織ったり。エディが提案するスタイリングはいつだって新鮮。たくさんのアイディアが散りばめられていて、この合わせやってみよう！といつも心が踊らされます。コレクションをチェックして今シーズンはどんなテーマでどんな女性像なのかを知ることもブランドの服を着る上での楽しみのひとつ。
これは彼から借りたようなチェックのトムボーイジャケットから組み立てたスタイリング。デニムを合わせたら、今季欠かせない黒タートルをイン。まさに私のエッセンシャルアイテムを詰め込んだような一体。ウエアはベーシックだけど、パラシュートキャップやウエスタン調のベルト＆ブーツというカジュアルな小物とクラシカルなミニバッグを合わせちゃうアンバランスさがしっくりきます。
ここではいたデニムはミドルライズでカットオフ、色味もルーズフィットなストレート具合も、すべてが今っぽい一本。〝セリーヌ〞のデニムがワードローブにある……それだけでカジュアルに自信が持てるんですよね。

撮影／後藤啓太（W）モデル／松島 花 ヘアメーク／平元敬一 スタ イリング／荒木里実 取材／西道倫子 再構成／Bravoworks.Inc