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「花凧」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.3.2
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今回ご紹介する難読漢字は「花凧」です。

おそらく多くの方が「凧」に注目されているかと思います。普段はあまり使わない漢字かもしれませんね。

いったいどんな読み方なのか、ぜひお考えください!

「花凧」の読み方!

「花」は簡単な漢字ということもあり、すぐに読めそうではありますが…一方「凧」は分からないとお困りかもしれませんね。

それでは、ここでヒント!

「凧」は今では正月に空に飛ばせて楽しまれることが多いかと思います。これだけでピンと来た方もいらっしゃるかもしれませんが、この漢字自体の読み方は1つではありません。その点にお気をつけてくださいね!

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「はないか」でした!

「花凧」について

ヒントを見て真っ先に「凧」を「たこ」と読んだ方も多いはず。ただ、実はこの漢字には「いか」「いかのぼり」という読み方があるんです。「たこ」にたどり着くだけでは当てられないため、かなりの難問だったかもしれませんね。

なお、「花凧」の詳細は下記の通りとなっています。

はな‐いか【花凧・花紙鳶】
〘名〙
菊・牡丹などの花の形につくったいかのぼり。花の形をしたたこ。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「花」の形をした「凧」と、その内容は字面通りの物でしたね。「花紙鳶」と表記することもできますよ。

ただ、もしかすると、引用を見て「たこといかはどう違うの?」と疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれません。

実は「凧(いか)」も、空に飛ばして遊ぶ「たこ」と同じ物なんです。主に関西地方では「たこ」を「いか」と呼ぶそう(出典:『デジタル大辞泉』/小学館)。地域による呼び名の違いは他にもあり、なんでも「関西では〈いか〉〈いかのぼり〉〈のぼり〉,九州では〈たこばた〉〈はた〉,その他地方によって〈たか〉〈たつ〉〈てんぐばた〉など方言も多い」(出典:『世界大百科事典』/平凡社)そう。

もしかすると、皆さんの中にも「たこ」ではなく、上記のいずれかで覚えていた方がいらっしゃるかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

「花凧」は「はないか」と読みます。

ぜひご家族やご友人に「花凧」を教えてあげてくださいね!