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「側柏」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.6.24
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今回ご紹介する難読漢字は「側柏」です。

「側」「柏」と、並んでいる漢字は少なくとも難しくはないように見えるかもしれません。

ただ、これらが組み合わさると意外と読めなくなってしまうんです。この機会に、ぜひお考えください!

「側柏」の読み方!

普段使う読み方から「そくがしわ」「そばがしわ」などと読みたくなるかもしれませんが、残念ながら不正解です。

ただ、答えに近づいていないわけではありません。読み仮名は「〇〇〇がしわ」なんですよ。

それでは、空欄を埋めるためのヒントをお伝えします!

この言葉の別表記は「児手柏」または「児の手柏」です。こちらを参考にお考えください!

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「このてがしわ」でした!

「側柏」について

「児」には「じ」以外にも「こ」という読み方もあるんです。ちなみに、他に「に」「ちご」「やや」と読むこともできますので、併せて覚えておいてくださいね!

なお、「側柏」の詳細は下記の通りとなっています。

このて‐がしわ〔‐がしは〕【▽児の手×柏/▽側×柏】
ヒノキ科の常緑高木。枝は手のひらを立てたように出て、うろこ状の葉を密生し、表と裏がはっきりしない。春、雄花と雌花とが単生し、球果には突起がある。中国北西部の原産で、植栽される。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

その名に含まれる「柏」は「ブナ科」に属する一方、この植物は「ヒノキ科」に属するとのことです。

引用には葉の表と裏がはっきりしないとありますが、ここから転じて「物事がいずれか定めがたいことのたとえ」を「児手柏の両面(このてがしわのふたおも・ふたおもて)」と言うそう(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。

植物の特徴が物のたとえとして伝えられることもあるなんて、驚いた方も多いのではないでしょうか。この機会に、ぜひ覚えておいてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「側柏」は「このてがしわ」と読みます。

簡単な漢字しか使われていないのに、なぜか読めない…ということもしばしば。今後もそんな難読漢字をご紹介させていただきますね!