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「三廉草」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.5.17
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今回ご紹介する難読漢字は「三廉草」です。

「草」とあることからも分かりますが、こちらはとある植物を表す言葉となっています。読み方だけではなく、その正体も当てられるようお考えください!

「三廉草」の読み方!

字面から「みれんぐさ」などが思い浮かぶかもしれませんが、不正解なんです。

この言葉の読み仮名は「〇〇〇ぐさ」となっています。ただ、空欄を埋めようにも、手掛かりがないとお悩みになっているかもしれませんね。

それでは、ここでヒント!

この言葉の別表記は「鼬草」となっています。「鼬」とは、日本にも生息する哺乳類の動物の名前なんですよ。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「いたちぐさ」でした!また、「さんれんそう」とも呼びます。

「三廉草」について

そもそも「いたち」を「鼬」と表記することをご存知なかった方も多いかもしれません。平仮名や片仮名で目にする機会がほとんどということもあり、正答率はかなり低かったかもしれません。

それでは、気になる「三廉草」の詳細を辞書で確認してみましょう。

いたち‐ぐさ【鼬草・三廉草】
〘名〙
① 植物「たかさぶろう」の異名。
② 植物「れんぎょう(連翹)」の古名。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「いたちぐさ」という名前の植物があるわけではなく、「たかさぶろう」または「連翹(れんぎょう)」という植物の異名・古名とのことでした。

前者はキク科の一年草で、本州、四国、九州の水田や湿ったところと、日本の幅広い地域に生えるそう。また、この植物には他にも「旱蓮草(かんれんそう)」や「うまきたし」「鰻出(うなぎだし)」など、さまざまな異名があるんですよ(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。

また、後者はモクセイ科の落葉小低木とのことです。同じ「三廉草」ではありますが、「たかさぶろう」と「連翹」は、属する科から異なる、全く別の植物となっています。混同しないようお気をつけくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「三廉草」は「いたちぐさ」と読みます。

この他にも意外な読み方をする難読漢字は、まだまだたくさんあるんです。今後もご紹介させていただきますね!