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「背腸」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.3.16
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今回ご紹介する難読漢字は「背腸」です。

中には読み方をもうご存知の方もいらっしゃるかと思います。ただ、この言葉の読み方は2つあるんです。どちらも当てることはできますか?

「背腸」の読み方!

一目見て「せわた」と読んだ方もいらっしゃるかと思います。「海老(えび)」の下処理をする際に取り除くことから、料理をされる方にとっては有名な言葉かもしれませんね。

ただ、先述した通り読み方はもう1つあります。「せちょう」と簡単に読みたくなるかもしれませんが、残念ながら不正解ですよ。

それでは、ここで大ヒント!

この言葉には「皆腸」という別表記もあるんです。

…もうお分かりですね。

そう、正解は「みなわた」でした!

「背腸」について

「背」を「みな」と読むなんて…と驚いていらっしゃるかもしれませんね。ほとんどの場合には「せ」や「はい」と読むため、正答率はかなり低かったかもしれません。

それでは、気になる「背腸」の詳細を辞書で確認してみましょう。

せ‐わた【背腸】
〘名〙
① 鮭(さけ)などの背骨に沿って付着する血液のかたまり。また、それで製した塩辛。めふん。みなわた。
② 海老(えび)の背に、黒い筋のようについている内臓。
みな‐わた【皆腸・背腸】
〘名〙
鮭(さけ)の腎臓の塩辛。せわた。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「塩辛」といえば「烏賊(いか)」を材料とした物はよく知られているかと思います。ご飯のお供としてよく食べている方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、鮭の血液のかたまりや腎臓で作る「塩辛」があるなんて、ご存知なかった方も多いのではないでしょうか。「背腸」がどんな味なのか、気になってしまいますね!

まとめ

いかがでしたか?

「背腸」は「せわた」「みなわた」と読みます。

今後も意外な難読漢字を、たくさんご紹介させていただきますね!