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「煎汁」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.6.12
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今回ご紹介する難読漢字は「煎汁」です。

いったいどんな「汁」なのか、気になっている方も多いかもしれません。読み方と併せて、その正体もお考えください!

「煎汁」の読み方!

先にお伝えすると、読み方は全部で2つあります。どちらも当てられるようお考えください!

それでは、早速ヒントをお伝えします。

読み方のうち、1つは「せん〇〇」となっています。「汁」の読み方が鍵となりますよ。

もう1つは「煎汁」という字面からたどり着くことは難しいかもしれません。ただ、「色利」という別表記を踏まえれば簡単に読めるはず!

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「せんじゅう」「いろり」でした!

「煎汁」について

「煎汁」と書いて「いろり」と読むなんて…と驚いていらっしゃるかもしれません。字面からは想像もつかない読み方だったかと思います。

それでは、気になる「煎汁」の詳細を辞書で確認してみましょう。

せん‐じゅう ‥ジフ【煎汁】
〘名〙
せんじた汁。煮出し汁。
いろり【煎汁・色利】
〘名〙
「かつおいろり(鰹煎汁)」の略。また、大豆などの煮出し汁をもいう。煎脂(せんじ)。煮取(にとり)。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「せんじゅう」に関してはまさにその表記通りの意味でしたね。ただ、もう一方の「いろり」に関してはそうではありません。

引用にある「鰹煎汁」とは「鰹節(かつおぶし)を煮出した汁」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)のことを指します。こちらか「大豆などの煮出し汁」のことを「いろり」と呼ぶそう。煎じる対象が限定されているのが「いろり」、されていない物が「せんじゅう」と考えられるかもしれません。混同しないようお気をつけくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「煎汁」は「せんじゅう」「いろり」と読みます。

今後も意外な難読漢字を、たくさんご紹介させていただきますね!