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「八花前」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.3.18
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今回ご紹介する難読漢字は「八花前」です。

すぐに読めてしまいそうなほどに、簡単な漢字ばかり使われていますよね。ただ、実は組み合わさることで、とたんに難易度が増すんですよ。

それでは、どう読むのかお考えください!

「八花前」の読み方!

簡単に「はちはなまえ」「やつかぜん」などと読みたくなるかもしれませんが、残念ながら不正解です。

実は、今回の問題の鍵は「前」です。こちらをどう読むかにあります。読み仮名は「やつはな〇〇」なので、空欄を埋めるためにも「前」に注目してお考えください!

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「やつはなざき」でした!

「八花前」について

そう、実は「前」には「まえ」の他に「さき」という訓読みがあるんです。今回はこちらに濁点を付けて「やつはなざき」と読む必要がありました。

「まえ」や「ぜん」と読まれることがほとんどの漢字のため、なかなか「ざき」には気づけなかったかもしれませんね。

なお、「八花前」の詳細は下記の通りとなっています。

やつはな‐ざき【八花前】
〘名〙 =やつはながた(八花形)①
やつはな‐がた【八花形】
〘名〙
① 円形の周囲に花弁のような角の八つある形。やつはなざき。やつはな。
② 剣道の手の一つ。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「八花前」は「八花形」と同じく「円形の周囲に花弁のような角の八つある形」という意味の言葉となっています。こちらと併せると覚えやすいかもしれません。

ただ、「八花形」と同じ意味ではありますが、あくまでそれは①に限ります。②の「剣道の手の一つ」は含まれませんので、その点についてはご注意くださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「八花前」は「やつはなざき」と読みます。

みなさんのよく知る漢字の中にも、実は意外な読み方がある…なんてこともしばしば。そんな難読漢字を今後もご紹介させていただきますね!