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「十二黄雀」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.3.17
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今回ご紹介する難読漢字は「十二黄雀」です。

「雀」が含まれることからも分かりますが、こちらはとある鳥の名前となっております。

読み方は2つ、どちらも当てることはできますか…?

「十二黄雀」の読み方!

字面からそのまま「じゅうにきじゃく」「じゅうにこうじゃく」と簡単に読みたくなるかもしれません。ちなみに後者は正解のうちの1つです。こちらは当てられた、という方も多いのではないでしょうか。

ただ、もう1つの読み方はそう簡単にはいかないかもしれません。少なくとも、字面からたどり着くことは困難かと思います。

それでは、ここでヒント!

「十二黄雀」は「黄連雀」と表記することもできるんです。

…もうお分かりですね。

そう、正解は「きれんじゃく」でした!

「十二黄雀」について

読み方は分かりましたが、いったいどんな鳥なのかはまだ分からないかと思います。

その表記から、体は黄色なんだろうなぁ…となんとなく推測されているかもしれません。気になる詳細を確認してみましょう。

き‐れんじゃく【黄連雀・十二黄雀】
〘名〙
レンジャク科の鳥。全長約二〇センチメートルで、ツグミよりやや小さい。頭上に先端がとがった冠羽がある。ヒレンジャクに似るが、尾と初列風切り羽の先端は黄色、背面は灰褐色を帯びたブドウ色。北半球北部で繁殖し、日本には冬鳥として一〇月頃渡来。ヤドリギやナナカマドの実を好む。
じゅうにこう‐じゃく ジフニクヮウ‥【十二黄雀】
〘名〙
鳥「きれんじゃく(黄連雀)」の異名。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

黄色なのは「尾と初列風切り羽の先端」で、背面は「灰褐色を帯びたブドウ色」と、かなり特徴的な見た目をしているそう。

ちなみに、この鳥は「ヤドリギやナナカマドの実を好む」とありますが、これらを求めて人家の庭先に群れでやってくることも多いとのことです(出典:『日本大百科全書』小学館)。「全長約二〇センチメートル」と、そこまで大きくないとはいえ、いきなり庭先に群れで来られるとびっくりしてしまいそうですね。

まとめ

いかがでしたか?

「十二黄雀」は「じゅうにこうじゃく」「きれんじゃく」と読みます。

「十二黄雀」の他にも、鳥に関する難読漢字はまだまだたくさんあるんです。興味のある方はぜひ調べてみてくださいね!