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「あ、知ってるかも…!」“読めたらスゴい”難読漢字「足袋」の正しい読み方は?

  • 2023.4.19
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今回ご紹介する難読漢字は「足袋」です。

小学校で習うような漢字しか使われていないため、簡単に読めてしまいそう…そうお考えかもしれません。

ただ、字面からそのまま「あしふくろ」と読んでも不正解ですよ。

それでは、なんと読むのかお考えください!

「足袋」の読み方!

「足」の「袋」とあることから、中には「くつした」を連想された方もいらっしゃるかもしれません。今のように寒い季節には、防寒用の暖かい物を履いている方も多いのではないでしょうか。

ただ、そもそも「くつした」は「靴下」と表記することはみなさんもご存知のはず。「足袋」を「くつした」と読むわけではありませんよ。

それでは、ここでヒント!

「足袋」は「靴下」と同じように足に履いて使います。読み仮名は2文字で「単皮」と書くこともできるんですよ。

それでは、正解を発表します。

正解は「たび」でした!

「足袋」について

「足袋」を聞いたことはあっても、実際に目にしたり履いたりしたことのある方は少ないかもしれません。この機会に、辞書で詳しく調べてみましょう。

たび【足‐袋/▽単皮】
主として和装のときに、足にはく袋状の履き物。甲と底との部分からなり親指だけが別に分かれ、現在では鞐留めになっている。キャラコ・別珍などで作り、古くは革製のものもあった。防寒・礼装に用いる。

出典:『デジタル大辞泉』(小学館)

 

ちなみに、同じような名前の履き物に「地下足袋(じかたび)」があります。

こちらは「足袋」とは違い、底にゴムなどがあてられており、直接戸外で履いて使用するそう(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。どちらかというと「靴下」より「靴」に近い物なのかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

「足袋」は「たび」と読みます。

簡単な漢字しか使われていないのになぜか読めない…。そんな難読漢字はまだまだたくさんあるんですよ。今後もご紹介させていただきます!