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「雎鳩」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.4.8
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今回ご紹介する難読漢字は「雎鳩」です。

含まれている漢字から、おそらく「鳩(はと)」の仲間なのではないか。そうお考えかもしれませんね。

読み方と併せて、気になるその正体についてもお考えください!

「雎鳩」の読み方!

読み方は2つありますが、手がかりなしで正解にたどり着くことは難しいかもしれません。

そこで、早速ヒントをお伝えします。

2つの読み方のうち、1つは「鳩」の音読みが鍵となります。この漢字が「九」と「鳥」が組み合わさっているように見える点に注目してみてください!

もう1つの読み方は、さらに難しいかもしれません…。読み仮名は3文字で、実は「鶚」という別表記もあるんですよ。

どうでしょう、答えの見当はつきましたか?

それでは、正解を発表します。

正解は「しょきゅう」「みさご」でした!

「雎鳩」について

さて、2つの読み方のうち「しょきゅう」は「みさご」という「鳥」の別名となっています(出典:『デジタル大辞泉』小学館)。

ただ、そもそも「みさご」なんて知らない…そんな方も多いかもしれません。いったいどんな「鳥」なのか、辞書で確かめてみましょう。

みさご【鶚・雎鳩】
〘名〙
タカ科の鳥。全長六〇センチメートル内外の大形の猛禽。背面は暗褐色で、頭と体の下面は白く、胸に褐色の斑点がある。海や川の近くにすみ、水中の魚を見つけると急降下してあしで捕える。あしの外指が前後に反転し、指の裏にとげがあるのが特徴。(中略)

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「みさご」が属するのは「タカ科」、一方「鳩」は「ハト目ハト科」に属しています(出典:『デジタル大辞泉』小学館)。同じ漢字を表記に持つとはいえ、違う種類の「鳥」なんですよ。

また「あしの外指が前後に反転し」と興味深い記述もありますね。他の「鳥」にはない特徴かもしれません。読み方と併せて覚えておいてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「雎鳩」は「しょきゅう」「みさご」と読みます。

今後も意外な難読漢字を、たくさんご紹介させていただきますね!