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一度は聞いたことある!「葩」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字を解説!

  • 2023.6.10
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今回ご紹介する難読漢字は「葩」です。

「こんな漢字みたことがない…」と困惑されていらっしゃるかもしれませんね。

ただ、こちらの読み方はみなさんも一度は聞いたことがあるはずなんですよ。

それでは、気になる読み方を4文字で当ててみてください!

「葩」の読み方!

この漢字は、草冠に「白」と「巴」が組み合わさったようにも見えるかもしれません。ここから「しろ」「はく」「は」「ともえ」などが挙げられるかもしれませんが、どれも4文字ではありませんよね…。

お困りの方のために、ここでヒント!

先述した通り、こちらの読み方はみなさんも一度は聞いたことがあるはずなんです。この冬が終われば春がやってきます。その頃には桜の「〇〇〇〇」が風に吹かれて宙を舞っているのではないでしょうか。

それでは、正解を発表します。

正解は「はなびら」でした!

「葩」について

実は「はなびら」は漢字表記の種類がとても多い言葉なんです。今回の「葩」の他に「花弁」「花瓣」「花片」「花平」と表記することもできますよ。

なお、詳細は下記の通りとなっています。

はな‐びら【花弁・花瓣・花片・葩・花平】
〘名〙
① かべん。特に、桜の花びらをさして季語として用いることがある。
②「はなびらもち(花弁餠)」の略。
③ 法事の時にまき散らす、紙製の五色の蓮の花弁。散華(さんげ)。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

①に関してはみなさんもご存知の通りの意味かと思います。ただ、②③に関しては初めて知ったという方も多いのではないでしょうか。

特に②は、どのような食べ物なのか気になっている方も多いはず。こちらは「はなびら」をあしらえた「餅」…というわけではありません。

なんでも「つきたての餠を、蜜漬にした牛蒡(こぼう)に巻きつけたもの」もしくは「蜜漬にした牛蒡に、味噌あんをつけ、求肥(ぎゅうひ)で巻いた和菓子」(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)なんだそう。

「蜜漬にした牛蒡」なんて食べたことがない…そのような方もいらっしゃるかもしれません。「いったい、どのような味なのだろう」と想像しているかもしれませんね。

もし興味を持たれた方は、ぜひ「花弁餠」を食べてみてください!

まとめ

いかがでしたか?

「葩」は4文字で「はなびら」と読みます。

ちなみに「葩」は4文字以外では「は」「はな」と読むこともできるんです。こちらも併せて覚えておいてくださいね!