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「七寸」は「ななすん」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.6.7
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「寸(すん)」といえば物の長さの単位のことですよね。今ではあまり使われていない単位かもしれません。ただ「一寸先は闇(いっすんさきはやみ)」などの言葉と併せて覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

さて、今回はそんな「寸」が含まれる難読漢字「七寸」をご紹介します。こちらの読み方を4文字でお考えください!

「七寸」の読み方!

上記のように、物の長さを表す場合には「ななすん」などと読むかと思います。

しかし、こちら以外の読み方となると、意外と候補は少ないかもしれません。「寸」には「き」という読み方もありますが、「ななき」「しちき」では不正解です。そもそも、これらは4文字という条件に当てはまりませんよね。

ここまでで行き詰まってしまい、お困りの方も多いかもしれません。ただ、そんな方でもこのヒントを知ればピンとくるはず!実は、この言葉には「承鞚」そして「水付」という別表記があるんですよ。

それでは、正解を発表します。

正解は「みずつき」でした!

「七寸」について

「七寸」を「みずつき」と読むなんて…と、驚いている方も多いのではないでしょうか。漢字表記からは想像もつかないため、正答率はかなり低かったかもしれません。

ちなみに、今回は4文字の読み方を当てていただきましたが、他に3文字で「みずき」と読むこともできるんですよ。

なお、「七寸」の意味は下記の通りとなっています。

みず‐つき みづ‥【承鞚・水付・七寸】
〘名〙
① 轡(くつわ)の部分の名。手綱を結ぶ轡の引き手。
② 手綱の両端をいう。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

「手綱(たづな)」といえば、馬に乗る際に使う馬具のことですよね。こちらを結ぶ「轡(くつわ)」の引き手の部分、もしくは両端を「みずつき」と呼びます。

「七寸」はもちろんのこと、別表記の「承鞚」「水付」からもなかなかイメージできない意味だったかもしれません。この機会に、ぜひ覚えておいてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「七寸」は4文字で「みずつき」と読みます。

乗馬や競馬などを見る機会があれば、ぜひ「七寸」にご注目くださいね!