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「闘鶏」は「とうけい」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.3.4
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今回ご紹介する難読漢字は「闘鶏」です。

「なんだか物騒な名前の鳥だなぁ…」と思われたかもしれませんね。

読み方と併せて、いったいどんな言葉なのかもお考えください!

「闘鶏」の読み方!

普段使う読み方から「とうとり」「とうにわとり」「とうけい」などと読んだ方もいらっしゃるかもしれませんね。実は「とうけい」は正解ですが、読み方はもう1つあります。

ヒントをお伝えすると、この言葉の読み仮名は「とり〇〇〇」です。そう、後ろにある「鶏」が前に来ているんですよ!

ただ、これだけでは空欄を埋めることは難しいかもしれません。

そこで、追加のヒント!

この言葉には「鶏合」「鳥合」という別表記があるんですよ。

それでは、正解を発表します。

正解は「とりあわせ」でした!

「闘鶏」について

それでは、意味の確認に移りましょう。

「闘鶏」は特定の鳥を指す言葉でもありますが、それ以外にも意味があるんです。早速辞書を見てみましょう。

とり‐あわせ ‥あはせ【鶏合・鳥合・闘鶏】〘名〙 雄鶏を蹴(け)合わせて勝負させる合わせもの。宮中では陰暦三月三日節句の景物として行なった。とりいくさ。
とう‐けい【闘鶏・闘雞】
〘名〙
① シャモなどのニワトリをたたかわせること。また、その催し。とりあわせ。
② ①に用いるニワトリ。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

そう、こちらは「鶏」を「闘」わせること、またそれに用いる「鶏」を表しているんです。

さて、ここまでで「闘鶏」と同じような言葉を思い浮かべた方も、中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

そう、同じように「闘」が頭につく「闘牛(とうぎゅう)」という言葉がありますよね。こちらは人間と牛が闘う競技という印象が強いかもしれません。

ただ、実は「闘鶏」と同じように牛同士で闘わせる競技のことも表すそうなんです(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。意外な事実に驚いた方もいらっしゃるかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

「闘鶏」は「とうけい」「とりあわせ」と読みます。

今後も意外な難読漢字を、たくさんご紹介させていただきますね!