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「鳥栖」は「とす」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2023.2.28
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今回ご紹介する難読漢字は「鳥栖」です。

もちろん「とす」とも読みます。佐賀県の「鳥栖市(とすし)」をご存知の方には、簡単だったかもしれません。

ただ、これ以外にも読み方が1つあります。さぁ、当てることはできますか…?

「鳥栖」の読み方!

先にお伝えしますと「鳥栖」の読み仮名は「と〇〇」となっています。

「栖」は「柄(がら)」に似ているため、「とがら」と読みたくなるかもしれませんね。

しかし、残念ながら不正解。ただ、答えに近づいていないわけではありません。「鳥栖」は「とす」の他に「と○ら」と読みます。

あと1文字を埋めるためにも、ここでヒント!

この言葉には「鳥座」「塒」という別表記があります。「鳥座」に注目すると、答えにたどり着けるかもしれませんよ。

それでは、正解を発表します。

正解は「とぐら」でした!

「鳥栖」について

「座」は「胡座(あぐら)」のように「ぐら」と読むことができます。こちらに気づいた方は、すぐに読めたかもしれませんね。

さて、先述した通り「鳥栖」を「とす」と読む場合は佐賀県の「鳥栖市」のこと、つまり地名を表します。それでは、「とぐら」と読んだら、いったいなにを意味するのでしょうか。辞書で確認してみましょう。

と‐ぐら【鳥栖・鳥座・塒】〘名〙 鳥がとまったり乗ったりするところ。鳥の寝るところ。鳥のねぐら。鳥を飼っておく小屋。とや。

出典:『精選版 日本国語大辞典』(小学館)

 

地名から打って変わって「鳥がとまったり乗ったりするところ」を表していましたね。

ちなみに、別表記の「塒」は「ねぐら」「とぐろ」と読むこともできます。そして「塒(ねぐら)」には「とぐら」と同じように「鳥の寝る所」という意味があるそうです(出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館)。

まとめ

いかがでしたか?

「鳥栖」は「とす」の他に「とぐら」と読みます。

「鳥栖」の他にも、意外な読み方が隠れている言葉はあるかもしれません。興味のある方は、ぜひ辞書を引いてみてくださいね!