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侍ジャパン要警戒の韓国24歳がメジャー挑戦意思を正式表明!父が元中日の“至宝”イ・ジョンフ

  • 2022.12.20

野球韓国代表のイ・ジョンフ(24、キウム・ヒーローズ)が、海外進出の意思を正式に球団に伝えた。

イ・ジョンフは12月19日、球団事務所を訪問し、2023シーズン終了後の海外進出の意思を球団側に伝えた。

キウム関係者は「本日、イ・ジョンフと年俸交渉をすることが約束されていたが、イ・ジョンフが2023シーズン後の海外進出の意思を明らかにした。我が球団はこれに先立ち、カン・ジョンホ、パク・ビョンホ、キム・ハソンのメジャーリーグ挑戦に肯定的だった。選手の大舞台挑戦の意思を尊重し、肯定的に考える。1月に内部の立場を明らかにする」と説明した。

今季KBOで打撃5冠、MVPの活躍

 

イ・ジョンフはこれまで、各メディアとのインタビューなどで海外進出の希望を着実に話してきた。

高校卒業後の2017年にプロデビューしたイ・ジョンフは、通算7年目となる2023年のシーズンを終えた後、ポスティング制度を通じて初めて海外に進出できる。イ・ジョンフが正式に球団側に自分の意志を明らかにしたのは今回が初めてだ。

イ・ジョンフは今シーズンのKBOリーグで、打率(0.349)、出塁率(0.421)、長打率(0.575)の3部門で全体1位に輝き、最多安打(193本)と打点(113本)合わせて打撃5冠王(打率、打点、安打、長打率、出塁率)を獲得。MVP及びゴールデングラブ賞受賞者に選ばれるなど、キャリアハイの1年を過ごした。

イ・ジョンフ

なお、イ・ジョンフは実父に1998~2001年で中日ドラゴンズに在籍したイ・ジョンボム(李鍾範/52)を持つ。また、来年3月に行われるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)には野球韓国代表の一員として出場する見込みだ。

東京ドームでの1次ラウンドでは韓国と日本が同組に入っているだけに、イ・ジョンフの存在は侍ジャパンにとって脅威となるだろう。

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