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【松戸】本当は秘密にしたい北欧のフィーカの味♪「ピッククッカ」

  • 2022.12.20
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早いもので今年も残り10日ほど。この冬にピッタリなお店を発見した天海です。それが、今回ご紹介する「pikku kukka」(ピッククッカ)さん♪

場所はJR常磐線、新京成線の松戸駅東口から徒歩3分ほど。松戸ビールさんのすぐ脇、細長い階段を登るとお店があります。そのため、道路に面した通りからは、建物全体が見えません。まさに秘密の隠れ家。だからこそ、余計にかき立てられるのが好奇心というものですよね。

出典:リビングかしわWeb

レトロ感が漂う外観(提供画像)

土曜日の13時頃に伺ったのですが、すでに10組ぐらい並んでいる様子。待ち時間は20~30分程度だったでしょうか。その間、店員さんから自然栽培の特上ほうじ茶のサービスが。ステキなお心づかいに、ホッと気持ちが和みます。

北欧の森にいるかのような秘密の隠れ家

そして、いよいよ入店。築60年以上にもなる古民家を改装された趣のある店内。商品、ディスプレイされた装飾、置かれている物すべてが北欧の世界観を醸し出しており、オーナーさんのセンスの良さがキラリと光っています。

出典:リビングかしわWeb

北欧テイストに統一された店内(提供画像)

出典:リビングかしわWeb

ヴィンテージの北欧雑貨(非売品)

オープンされたのは2020年12月。北欧に在住経験のある女性オーナーさん手作りの焼き菓子やキッシュなどを目当てに、行列ができるほどの人気店です。

店名の「pikku kukka」(ピッククッカ)とは「小さな花」を意味するフィンランド語。お客様に商品を提供することで、あちらこちらに「笑顔の花」が咲きますように、という思いが込められているのだそう。

北欧テイストへのこだわりは細部にまで一貫されていて、商品パッケージやロゴデザインは、ヘルシンキ在住のテキスタイルデザイナー島塚 絵里さんによるもの。マリメッコやムーミンにもデザイン提供をおこなっている方とのことです。

商品の1つ1つに心を込めて

スイーツ系の商品ラインナップはタルト、パイ、パウンドケーキ、ほうじ茶ミルクプリン、チョコレート、バターサンドクッキーも。試食で頂いた焦がしキャラメルのポップコーンは、ほろ苦さと甘さの中にブラックペッパーが効いていて大人の味でした。

食事系はキッシュ、クロワッサンサンドといった所。特にキッシュは中身がぎっしりと詰まった感じで、見るからに食べごたえ充分(商品の数々を撮影しきれなかったため、思い出せる限り羅列しました)。

出典:リビングかしわWeb

人気のキッシュは、すでに完売の物も。

出典:リビングかしわWeb

ギフトボックスでの詰め合わせも可能。

待ち時間で頂いた特上ほうじ茶の他にも、自然栽培の初摘み和紅茶や、島根県「yado」(やど)さんのハーブティー、徳島県「aalto coffee」(アアルトコーヒー)さんのブレンド豆なども購入することができます。

出典:リビングかしわWeb

ほうじ茶と和紅茶のティーバッグ(それぞれ6個入り)

出典:リビングかしわWeb

島根県「yado」(やど)さんのハーブティー。

出典:リビングかしわWeb

徳島県「aalto coffee」(アアルトコーヒー)さんのブレンド豆。

出典:リビングかしわWeb

おしゃれなハーブコーディアル。

平日はお茶、ハーブティー、コーヒー豆の販売のみで、手作り焼き菓子やキッシュなどは土曜日限定(不定休あり)。お出かけの際は、事前に公式Instagramでのチェックをお忘れなく♬

出典:リビングかしわWeb

新松戸の無農薬マイヤーレモンが香るレモンケーキ(提供画像)

出典:リビングかしわWeb

青森県産の紅玉を使ったアップルパイ(提供画像)

出典:リビングかしわWeb

タルト・タタンなど、様々な味のタルト(提供画像)

ところで北欧の「フィーカ」とは?

「フィーカ(fika)」とはスウェーデン語で、「甘いものを食べながら、お茶やコーヒーを飲む」という意味。北欧スウェーデンでは、一日の中でフィーカをする回数、相手、場所も特に決まりはなく、シチュエーションは様々。スイーツが苦手な人は、サンドイッチなど軽食をつまむなど自分に合ったブレイクタイムを楽しんでいるのだとか。

出典:リビングかしわWeb

(提供画像)

また、単に休憩をしてリフレッシュするだけでなく、フィーカを通してコミュニケーションを取り、人間関係を結んでいくことも多くあるのだそう。そんなステキな文化に思いを馳せながら、購入した2種のタルトと3種のアソートクッキー缶を頂こうと思います。

フィーカの時間で癒しと安らぎを
出典:リビングかしわWeb

右奥:和梨とマスカルポーネのタルト、左奥:渋皮栗とカシスのタルト、手前:3種のアソートクッキー缶

1品目「和梨とマスカルポーネのタルト」から。硬めのタルト台にマスカルポーネクリームとダマンド生地、一番上には薄くカットされた和梨が乗っています。和梨とマスカルポーネの爽やかさが合い、ちょうどいい甘さ。サクサクとしたタルト台が、和梨の繊細な食感とのコントラストを強調させて、美味しさが響き合います。

2品目は「渋皮栗とカシスのタルト」。同じく硬めのタルト台にカシスジャムとダマンド生地、中央には渋皮栗が一粒乗っており、円を描くようにマロンクリームが絞ってあります。しっとりとした栗の甘み、ダマンド生地とタルト台のバター感、カシスジャムの酸味が一体となって、それぞれの良さが引き立つ美味しさ。

出典:リビングかしわWeb

3種のアソートクッキー缶(左:おつまみ系、右:通常のスイーツ系)

最後に「3種のアソートクッキー缶」。通常の甘いクッキー缶もありましたが、今回あえて塩気の効いたものを購入しました。 1つだけ違う色なのが「オニオン&チーズ」。炒めた玉ねぎでしょうか。それと、チーズのうま味が詰まっていて、オニオングラタンスープのような風味。とても美味しいです☆

画像では分かりづらいですが、ピンクのつぶつぶ入りなのが「バジル&ピンクペッパー」。そこまでバジルは強くなく、ピンクペッパーも軽めのアクセントなので食べやすいお味。 「のり塩ブラックペッパー」は、のりの香りが心地よく、ブラックペッパーがピリっとやってきます。3種の中で一番、刺激的。

あと引く美味しさの甘じょっぱいクッキーは、おつまみにも合いそう。かなりハマってしまいました。1枚1枚、大事に食べていたはずなのに、空のクッキー缶を目にした時の、物悲しさたるや…。タルトも小ぶりで食べ切りサイズなので、気軽にフィーカを楽しめます♬

出典:リビングかしわWeb

ハーブティー「No.7 Warm&Care」

後日、yadoさんのハーブティーがやっぱり気になり、購入してきました。数種類ある中から「No.7 Warm&Care」をセレクト。「冷えと免疫」に働きかけるブレンドで、有機エキナセアやジンジャーなどが入っています。

早速、自宅で頂くと、緑茶のような甘みがして、クセがなく飲みやすい印象。ジンジャーの効果で、じんわり体がぽかぽかしてきます。これなら健康のために美味しく続けられそう。ハーブの力と香りに癒される、安らぎのフィーカになりました♪

出典:リビングかしわWeb

(提供画像)

今回、初めて「pikku kukka」さんに伺って、たくさんの魅力を感じました。少々の傷があるだけで、規格外になってしまったフルーツを焼き菓子などに使用されているなど、エコな取り組みはもとより、お客様への配慮がステキなお店です。

しかも、商品の種類が豊富で美味しいのですから、並んでも買いたくなる気持ちが自然と湧いてきます。リピーターも多いのでは。

日を追うごとに、寒さを肌で感じるこの季節。北欧には、冬を楽しく過ごすためのヒントが隠されていそうですね。みなさんも温かくして、良いお年をお迎えください☆彡

pikku kukka(ピッククッカ) 【公式Instagram】 https://www.instagram.com/pikkukukka.jp/ 【住所】千葉県松戸市松戸1151-2 【TEL】070-4220-2444 【営業時間】焼き菓子の販売:土曜12:00~商品なくなり次第終了(不定休あり) お茶、コーヒー豆の販売、ギフトオーダー受付:火曜〜土曜12:00〜17:00 【定休日】月曜、日曜、祝日

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