【安佐北区可部】美味しい和食を求めて可部まで来ちゃいました「板前和食まつもと」

こんにちは。食べるの大好き特派員じゅめるです。

今回は、グルメな友達にずっと誘われながら行けていなかった可部の「板前和食まつもと」さんに行ってきました。

可部街道からサンリブ可部店側に曲がってすぐの場所に、シックでモダンなお店が突如現れました。

カウンター席とテーブル席、個室でもいただけるようですが、このカウンター席、最高です。

お料理の仕上げの様子が目の前で見れることも得した感がすごいのですが、大将の話術にも引き込まれます。食材の話はもちろん、この日は大将がここ可部に店を構えるまでの10年余りの経緯を面白おかしく、ものすごい説得力で話してくださいました。

今回は予約を友達におまかせしていたので、内容も値段も知らずに席に着きました。どうやら、お願いしていたのはお昼限定の「和心」というミニ会席。

先に書きますが、食べ終わった私の感想。

いや、嘘でしょう!! これ、お値段以上過ぎでしょう!! 税込1760円でこんなに美味しいものがこの量いただけるって、満足過ぎでしょう!!

お料理の数々がこちら。まずは先付け。柿なますは家でも作ることありますが、圧倒的な品の良さ。当然ですが、明らかに家庭で作るものや仕出しでいただくものとは一線を画しておりました。

食べることと話すことに夢中で、お造りの写真を撮り忘れたのですが、お造りもとても新鮮で美味しかったです。

続いて、煮物。素材の風味がとっても活きていました。

大将は京都の超有名店で修業後、誰もが知る広島市内の有名店にいらしたとのことで、細かな飾り細工に時間をかけるよりも、美味しいものを出来立てでお客様に出したいので、ここではそんなに凝ったことはしていないとおっしゃいましたが、ものすごーく綺麗な丁寧なお仕事です。

この日のメインのおかずは黒豚の角煮でした。味の濃さ、野菜とのバランス、お肉のやわらかさ、ご飯にとってもあう美味しいおかずでした。

途中、奥様が、土鍋で炊きあがったツヤツヤのご飯を土鍋ごと見せに来てくださいました。重たいでしょうに、とっても素敵なパフォーマンスにわくわくしました。

その後、ご飯はメインおかずと共に提供されます。お茶碗にちょこっと!! ものすごいインパクトでした。私がいままでいただいた会席のなかで最も少ない量でした。「おかわりしてくださいね」の言葉を添えられて。

この量が、ものすごく良かったです。なんといっても食べやすい。おかずとのバランスもとりやすく、自分の適量でいただける。私の場合、もちろん、おかわりをお願いしたのですが、温かいご飯がまたよそわれ、すごく美味しくいただけました。目からウロコの心配りです。

ここまででも大満足なのですが、出てきたデザートも抜かりなし。まず、目にも鮮やかな黄色にビックリ。かぼちゃのおぜんざいでした。

お味も最高に美味しかったです。あまりの美味しさに、友達が作り方を質問したのですが、あっさりと教えてくださり、そのサービス精神にもビックリ。こんなに美味しいものの作り方、教えちゃっていいんですか!?? でも絶対、作り方がわかっても素人では再現できないプロのお仕事なのですね。

正直、友達から誘われたとき「え? 可部?? わざわざ?」と思いました。私の住む安佐南区の隣の区とはいえ、安佐北区って郊外感がすごい。

でも、こちらで食事をさせていただいたた直後「また、絶対わざわざ来ます!!」と自ら宣言。そう宣言した時にはすでに「可部ってそんなに遠くないよね」って感覚に変わっていました。

大将は、地元可部をこよなく愛されているようで、自分のお店だけでなく、他にも可部の良いところを知ってほしい、行ってほしい。せっかく可部まで来てくれたお客様に可部のオススメをもっと紹介したいと、いろいろ教えてくださる、とってもお茶目な方でした。実際、私たちもオススメケーキ屋さんに寄って帰りました。

今でも予約必須の人気店なので、もっと人気が出て、ますます予約取れなくなったらどうしよう・・・と記事を書くのを一瞬躊躇もしましたが、美味しさを伝えたい熱が勝りました。

お昼10食限定のお手軽ランチもものすごく人気みたいです。予約をしてからの来店が確実ですよ。

板前和食まつもと住所：広島県広島市安佐北区可部5-12-3 電話番号:082-516-7804 営業時間：11:00～14:30 18:00～22:00 定休日 : 不定休

【安佐北区可部】美味しい和食を求めて可部まで来ちゃいました「板前 和食 まつもと」