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仕事で1つずつできることを増やしていき、2023年を希望に満ちた年にしよう

  • 2022.12.20
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出典:シティリビングWeb

一年前「隣人愛」についてこちらでご紹介しましたが、「敵を愛する」というキリストの究極的な「愛」に思いを馳せる12月。働く皆様は、今年の聖夜はいかがお過ごしでしょうか?

春夏秋冬のある、温暖で暮らしやすい平和な国、日本。コロナパンデミックも現場ではまだまだ気が抜けませんが、それでも平時の落ち着きを取り戻していることに、ただただ感謝しかありません。

必ず誰かが何らかの「役割」を担って、お互いを助け支え合っている

365日24時間戦うことは、普通の人間にはできません。疲れるし、身体は衰えるし、成長の次には維持、衰退という加齢にまつわる様々な働く人たちの問題は、男女問わず誰にでも訪れる逃れることが出来ない「人生の課題」でもあります。人生100年時代との言葉が定着しつつある昨今ですが、キャリアをテーマに働く中では、悲喜こもごも、様々な課題に直面する老若男女あらゆる人たちの悩みに耳を傾けて参りました。

生老病死は仏教用語ですが、そこから派生した“四苦八苦する”という言葉があります。苦は苦しみという意味ではなく「自分の思い通りにはならない」という意味です。私たちは社会で様々な形で働いていますが、思い通りにならないことの連続です。高度分業社会ですので、人が一人の力で完結できる「仕事」は、ほとんど残っておらず、生産活動や多種多様なサービス業界の特性を見ても、必ず誰かが何らかの「役割」を担って、お互いを助け支え合いながら、この地球上で生命活動を続けています。

資本主義社会における「生産性」の考え方も、深く突き詰めて考えてみれば自然資本を元にした、人間社会の暮しやすさと発展に貢献していく高度文明社会を底支えする貴重な考え方の一つでもありました。しかし、AIが人類を凌駕するだとか、最終戦争が起こるのではないかとか、不安や危機を煽るばかりの報道や、実際に地球上でこの瞬間も多くの命が失われている厳しい現実から目を逸らすしかないような、表面上のかりそめの「平和」が、今も薄氷の上を渡るような危険な状態で継続してはいます。

自分自身の存在の価値を認めて、できることを1つずつ確実に増やしていって

キャリアカウンセラーの本質的な役割は「チェンジエージェント」ですので、徹底した黒子として、多くの人のキャリアチェンジを支援し、意思決定を支援しています。長いトンネルを抜けられずに悩んでいらっしゃる人も、この先の未来に希望が見いだせず立ちすくんでしまう人もいらっしゃる中で、私たち支援者ができることはさほど多くはありません。

けれど、春が来ない冬は無いように、厳しい時期を抜けるからこそ、木々は成長するし、どんなに暗くても明けない夜はありません。

2023年を希望に満ちた年にするかどうかは、あなたのココロ次第です。子供の成長と幸せを願わない親はいないように、働く全ての人の幸せを願わないキャリアカウンセラーはいません。どうか、今いる場所、今できる仕事、今目の前の自分自身の存在の価値を自ら認めて、できることを1つずつ、確実に増やしていって欲しいです。千里の道も一歩から。

2000年以上前に生まれた小さな赤ん坊が、西暦の由来ともなって時を刻んでいるわけですが、聖夜に祈る一人の力は小さくはありません。今年の聖夜は、誰よりも自分自身を愛して、自分一人だとしても決して一人で生まれてきたわけでは無いという現実をしっかりと分かって、頑張っている自分にご褒美プレゼントを渡してあげてくださいね。あなたは、独りじゃない。みんなで繋がろう。Merry Christmas&HAPPY NEW YEAR!

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