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<初産で帝王切開>「いつまで頑張ればいいの」長時間続く苦しい痛みに思わず本音が漏れて…

  • 2022.12.20

正期産の時期に入っていたにも関わらず、赤ちゃんがまったく生まれる兆しがなかったぬぴさん。妊娠39週の健診のとき先生に相談をすると、「開くときって一気に開くから、あんまり気にしなくていいよ」と言われたあと、「赤ちゃんは3kgは超えているね」とひと言。それを聞き、驚いたぬぴさんは「早く産みたい」と思うように……!翌日から運動などを取り入れ、早く生まれるようにと働きかけるのですが、実際は何も起こらず……。ただ日にちだけが過ぎていったのでした。妊娠40週の健診のとき、先生に「生まれません」と訴えたぬぴさん。すると、先生から分娩誘発の提案をされます。分娩誘発について説明を受けると、実行する日を決めたのでした。

そして、妊娠41週0日に突入したある日、2回ほど破水したような感覚を覚えたぬぴさん。

両方病院で破水の検査をしてもらったのですが、結局破水ではないという結果に終わってしまいました。

2回目に病院に行ったのが夜だったことから、明日から入院予定だったぬぴさんは、そのまま入院することに。

その日の夜は痛みで眠れなかったぬぴさん。

翌朝、バルーンを入れることになったのですが、バルーンを入れるとき、あまりの痛さに絶句してしまうのでした。

日付けが変わり、午前0時あたりから、痛みはさらに強くなってきました。

「いい陣痛来てるね。内診してみよっかー?」

助産師さんに内診をしてもらうと、バルーンが抜けていたことが判明!

「このまま進みそうだし、そろそろ旦那さん呼ぼうか」

ぬぴさんが旦那さんに連絡を取ると、午前2時50分に旦那さんが到着。

陣痛促進剤を輸液ポンプを通して投与してから30分後には、さっきとは比べ物にならない激痛が襲ってきたのでした。

旦那さんにしがみつき、必死に痛みに耐えていると、先生が登場します。

「子宮口が4cmのままだから、11時に人工破水しようね」

先生の言葉に「はい」と返事をするぬぴさん。

結局痛さで何がなんだかわからないまま、11時を迎えることになったのですが……!?

隣の人も痛そう。隣の陣痛室から叫び声が聞こえてきて…

※陣痛促進剤は輸液ポンプを使用して投与します。

「はい、破水は痛くないからね~。いくよ~」

次の瞬間、パチン! バシャ―ッと破水した音が聞こえました。

(これが破水か。本当にバシャーって出るんだ……)

痛みと睡眠不足により意識がもうろうとしながらも、

そんなことを思っていたぬぴさん。

そして、あまりにもつらい状態が長く続いたことから、

「もう帝王切開にしたい」という言葉がポロッと出たのでした。

「もうすぐぽこに会えるよ? 頑張ろう」

「私だってこんなこと言いたくなかった。

いつまで頑張ればいいの?」

旦那さんに励まされるものの、本音が漏れてしまいます。

(歩いたら子宮口開くかも……。今が頑張りどきだ!)

気持ちを切り替えようと、体にグッと力を入れた次の瞬間、

バシャーッと透明な液体が!!

「やばい。なんか出た。ナースコールして」

旦那さんは「えっ、何が?」と動揺しながらも

ぬぴさんの指示通り、慌ててナースコールを押すのでした。

長時間に渡り、痛みが続いていたぬぴさん。きっと隣から赤ちゃんの産声が聞こえてきたとき、焦る気持ちが出てきてしまったのではないでしょうか。しかし、ぬぴさんが弱音を吐いても、前向きな言葉をかけてくれる旦那さんの存在は心強いですね。


監修/助産師 松田玲子


著者:マンガ家・イラストレーター ぬぴ

ぽこ(2021年10月生まれ)ときよし(自衛官夫)との3人暮らし。クスッと笑える日常マンガや、あるある育児などを描いている。

ベビーカレンダー編集部

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