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ジェニファー・ロペスが語る、運命の恋と「人生最大の失恋」

  • 2022.12.19
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ジェニファー・ロペスとベン・アフレックの破局からの復縁は、大衆の士気を高めるためにメディアが仕掛けたドッキリにさえ思える。いかんせん、世間の見世物になった2人が引き続きスポットライトを浴びながら破局を乗り越え、愛の名のもとにリスクも厭わず、もう一度一緒になったわけだから。2人のロマンスは傍から見ているだけの私たちに、運命とは、タイミングとは、初恋とは何なのかを教えてくれた。オーストラリア版ウィメンズヘルスから詳しく見ていこう。

ジェニファーにとって20年前のベンとの破局は、本人が「人生最大の失恋」と呼ぶほど大きな試練だった。2023年に発売予定のニューアルバム『This Is Me…Now』のプロモーションを兼ねたインタビューでは、20年越しの復縁とベンが音楽に与えた影響について率直な気持ちを語っている。

「20年前、私は運命の人と恋に落ちた。あのときは『This Is Me…Then』というタイトルのアルバムの制作中で、その瞬間を捉えることに必死だった」と司会者のゼイン・ロウに語ったジェニファー。「そして、信じられないほど素晴らしいこと(復縁)が起きたいま、私は再び、その瞬間を捉えようとしている。いまは、あのとき以上に最高だから」

ジェニファーとベンの出会いは、2003年の映画『ジーリ』の撮影現場。撮影中は友達として付き合っていたけれど、実は「お互いに夢中だった」そうで、ジェニファーは「撮影が終わってからも彼のことを考えていた」という。「ピンと来たというか、『私が一緒にいたいのは、この人』という感じがした。そこから数カ月のうちに交際に発展したけれど、私たちは立場上、いきなりくっつくことが許されていなかったから、時間をかけて育む形になった」

例のごとくマスコミは、大物スター同士の交際を四六時中、容赦なく追いかけて、最終的に滅ぼした。「私たちの破局には、私たちに向けられていた外界のエネルギーも関係している。私たちは愛し合っていたから、本当につらかった。アンフェアに感じたこともあったけれど、お互いドラマチックに『私ってかわいそう!』と嘆くようなタイプではなかった」

「ある意味それがモチベーションになって、お互いハイパーギアに入ったのよね。彼も私もハイパーギアに入ったけれど、一緒じゃなかった。私たちは別々でいることを余儀なくされた」

この失恋はジェニファーを根本から揺るがした。「別れたあとは本当につらかった。20年前、あの結婚式が取りやめになったのは人生最大の失恋。冗談抜きで死ぬかと思った。そこから悪循環に入って、そのあとの18年は誰とも上手くいかなかった」

ベンと復縁したときの状況を聞かれたジェニファーは「一瞬」だったと回答。お互い子連れであることもまったく問題にならず、2人は一瞬で絆を取り戻した。

「それぞれが1人の人間として十分に成長し、しっかりと自分の足で立てるようになったところで、幸運にも、お互いのもとに連れ戻された」

ジェニファーは復縁をきっかけに音楽活動を再開し、アルバム『This Is Me…Now』の制作を開始した。このアルバムに対してはポジティブな気持ちしかないという。「このアルバムには、愛は実在するというメッセージが込められている。真実の愛。かつての私のように希望を失い、諦めかけているのなら諦めないで。真実の愛は本当に存在するし、永遠に続くものも存在する。これは嘘じゃないから」

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Jessica Campbell Translation: Ai Igamoto

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