《Acne Studios》～in the street of Stockholm～ 美しい街、美しい服。

スウェーデンは魅力に溢れた国。とくに美しい風景はわたしの心を刺激する。洋服だってそうだ。いつだって《アクネ ストゥディオズ》は美しい。ストックホルムの街並みの中だとそれがより際立つのだけれど、わかる？

 

ブランドの遊び心を柄に集約したノルディックセーターがかわいい

色の壁が多いストックホルムの街には、明るい色の洋服がよく似合う。このノルディックセーターはその最たる例。配色センス抜群のニットは、もうこれだけで存在感ばっちりだけど、よく見るとアイコンの“FACE”ロゴが織り込まれているの。この遊び心やテクニカルな切り替えなど《アクネストゥディオズ》らしいディテールが素敵でしょ？

セーター￥51600 ／ Acne Studios（アクネ ストゥディオズ アオヤマ）、メガネ￥28600 ／ Persol（ルックスオティカジャパン カスタマーサービス）

 

シルエットの妙で魅せる存在感。個性的なトレンチコートはいかが？

明るい服もいいけど、街に溶け込むようなブラウンだってたまにはいいの。色は落ち着いているけど立体的に映るのはシルエットのおかげ。ボリュームたっぷりなアームや、袖のベルト付きカフスなど、一見ベーシックなのにモダンでかわいいでしょ？ 明るいもこもこのバッグを合わせて全体に抑揚を生んでいるのも見逃さないで！

トレンチコート￥107800、バッグ￥58300、スニーカー￥71500、タンクトップ、デニムスカートともに参考商品／すべてAcne Studios( アクネ ストゥディオズ アオヤマ)、メガネ￥28600 / Persol（ルックスオティカジャパン カスタマーサービス）

 

玄人を魅了する個性的な色柄とおふとんのような心地よさが共存

個性派アウターを探しているならコレクションルックでも話題になったパッチワークのラップコートがおすすめ。フラワーのアートプリントが際立つだけじゃなく、ふわふわのやさしい着心地もくせになっちゃう。いつものシャツ×デニムパンツのベーシックスタイルも、このコートがあればご覧の通り。優美なムードに早変わりするの。

パッチワークコート￥227700、シャツ￥38500、デニムパンツ￥41250、ブーツ￥83600 / すべてAcne Studios（アクネ ストゥディオズ アオヤマ）、メガネ￥28600 ／ Persol（ルックスオティカジャパン カスタマーサービス）

 

見た目以上にテクニカル！技術が詰まった優秀セーター

秋冬に欠かせないセーターはどんなデザインをお探し？ わたしは、季節感を演出できるモヘアブレンドのニットがお気に入り。これはとっても軽量で、ふんわりあたたかいだけでなく、グラデーションボーダーで絶妙な色を表現しているのも素晴らしいの。実はセーターと後ろのレンガのグラデーションが似ていることに気付いたかな？

セーター￥61600、ロングスカート￥56100、デニムバッグ 参考商品／すべてAcne Studios（アクネ ストゥディオズ アオヤマ）メガネ￥28600 ／ Persol（ルックスオティカジャパン カスタマーサービス）

 

ぬっくぬくの冬支度なら主役級のファネルコートで！

肉厚のコットンを使ったファネルコートがこの冬の気分。ゆったりとしたサイズ感と構築的なシルエット、センターからずらしたボタンの配置と、特徴がいっぱい。なによりファネルネック襟を立たせれば防寒ばっちりだし、折ればご覧の通り表情豊かに。ウォッシュデニムで全体が重くならないように軽さを加えているのも小粋でしょ。

コート￥132000、タートルネックセーター￥41800、デニムパンツ￥41250、ストール￥29700、ブーツ￥83600 ／すべてAcne Studios（アクネ ストゥディオズ アオヤマ）、メガネ￥28600 / Persol（ルックスオティカジャパン カスタマーサービス）

 

ブランドの原点回帰を感じるデニムアイテムがとにかくいい！

《アクネ ストゥディオズ》といえばやっぱりデニム！ そう思えるほど秀逸なデニムジャケットはいかが？ 一見オーセンティックなデザインだけど、身幅が広く短丈、落ちた肩に大ボリュームのアーム。さらっと着てこんなに様になるのはさすが。秋はアウターとして、冬はインナーとして大活躍必至。永く愛せる1 着をぜひ手に入れて！

デニムジャケット￥53900、タートルネックセーター￥44000、ニットスカート￥68200、バッグ￥56100、スニーカー￥71500 ／すべてAcne Studios（アクネストゥディオズ アオヤマ）、メガネ￥28600 / Persol（ルックスオティカジャパン カスタマーサービス）

 

 

photo_Furuya Akihiro
styling_Akashi Emiko (women)、Tamura Kazuyuki (men)
hair&make_Tony Lundström
model_Belle (women)、Alfons (men)
edit_Mikiya Suzuki〈 KIP Inc.〉
design_Tatsunosuke Suzuki

 

FUDGE vol.232 2022年11月号より