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「母の立場であんな気持ちになるなんて」…家出を繰り返していた実母の気持ちを理解

  • 2022.12.18

ツマ子(@tumakonofamily)さんが小学生のころ、母はよくプチ家出をしていたそう。それを見ていたツマ子さんは、子ども心ながらになぜすぐに帰ってくるのに家を出るのだろう…と不思議に思っていました。自分も母となり、子どものお世話や家事をするなかで、なぜ母が家出をくり返していたのかを実感しているようです。なかなか口に出せない「一人になりたい」という思いを児童相談室で話してみると、意外な返事が返ってきました。『母の家出』どうぞごらんください。

母になり、そりゃ家出もしたくなるわ…と思った

子どものころ、なぜ母が家出をくり返すのか、その理由がよくわからなかったツマ子さん。しかし、自分も母になり、自分のやりたいことをがまんして家族に合わせる生活を送るうちに、母が家出をしていた理由が理解できるようになりました。

家族から解放されて自由になりたい訳ではなく、ほんの少しでも自分が自分でいられる時間がほしい…そんな気持ちだったのかもしれませんね。

「一人になりたい」は母として非常識…?

さまざまな愚痴や相談を聞いてくれる、児童相談室でついに思っていたことを話したツマ子さん。「一人になりたい」なんて非常識と思われないだろうか…と不安な気持ちを抱えながら話しました。

誰かに話したいほど、ツマ子さんは疲れがたまっていたのでしょうね。でも、こうして話をすることで、自分の気持ちを整理することにもつながりますよね。相談員の方はどんな返答をくれたのでしょうか。

相談員の言葉に背中を押された

相談員はツマ子さんの言葉を否定せず、むしろ「いいですね!」と同意してくれました。想像していたものとはちがった反応に驚くツマ子さんに「一人の時間はどんな形でも絶対必要ですよ」と背中を押してくれました。きっと相談員の方も同じように悩み、苦しんだ経験があったのかもしれないですね。

著者:こびと

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