「髪の毛、入ってたんだけど？」自作自演！？【最低なクレーマー】と店長が大バトル！！警察を呼ぼうとすると？

どんな職業にもクレームはつきもの。当たり前のクレームもあれば、かなり理不尽な場合もありますよね。
今回は、そんなとんでもないクレーマーに出会ってしまったH男さんのお話をご紹介します。

H男さんはラーメン屋でバイト中、一組の親子を席に案内した。ママと幼稚園児くらいの男の子だったのだが、二人分の注文にしてはかなり量が多い。食べ盛りかなぁ…なんて思っていたが…。

「ちょっと！ラーメンに髪の毛入ってたんだけど！？」

突然ママさんが大声で叫んだ。どんぶりから出てくる一本の長い髪の毛を見せられ、H男さんは平謝り。結局食事代金を無料にし、謝罪して帰ってもらったが…。

（うちのバイト全員男なんだよな…）

そう、あんなに長い髪の毛のスタッフは1人もいないのだ。
恐らくママさんの髪の毛だったのだが、その時は慌てていてそんな考えも及ばず。しかも殆ど食べきった状態でのクレームだったので、なんだか少し怪しかった。

「まぁもう来ないだろ(笑)」全員がそう思っていたが…。

それから数週間後、再び親子が来店！前回と同じく大量に注文し、一心不乱に食べている…。
前回のことをスタッフ全員で共有していたので、全員が注意して見張っていた。
そうしてママさんが食べ終わる頃、周りをキョロキョロと確認しだした。まさかと思ったが、そのまさか…！！

なんと自分の髪の毛を、ラーメンどんぶりに入れたのだ…！！

「ねぇまた髪の毛入ってんだけど！？この店どうなってるのよ！！」

そう叫ぶが、今回はスタッフ達が現場を見ている。
店長が髪の毛を入れたところを見たと伝えるも、まさかの逆切れ！！客のせいにするなんて！と、料金を一切支払わずに帰ろうとするのだ…！
押し問答が続き、店長がついに警察を呼ぼうすると…

「こんなくそまずい店！さっさと潰れろ！！」

そう叫び、料金を支払い逃げるように帰っていったのだった…。

結局タダ飯をしたかったのだろうという話になったが、一緒にいた男の子が気まずそうに立ったままなのが不憫でならなかった…。

大人の背中を見て育つ子ども。今回の様な事は、真似せずに反面教師として学んでほしいものですね…。

ftnコラムニスト：Yukky111