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これで家がスッキリ間違いなし!プロが指南する今すぐ捨てていいものリスト

  • 2022.12.18

家の収納スペースに、この一年一度も使わなかったモノはありませんか。12月は一年を振り返りながらモノを手放すのにちょうど良いタイミング。大掃除のついでにサッと判断できる「捨ててもOKなモノ」を場所別に10個ご紹介します。新年をスッキリした気持ちで迎えましょう。

玄関まわり:靴以外のモノから捨ててみる

1.使っていない傘・使用済みマスク・消臭スプレー類

・穴が開いている、破れている傘がないか
・家族の人数分以上の傘があったり、使いづらい傘はないか
・玄関に使用済みマスクが置きっ放しになっていないか
・一年以上使っていない消臭スプレーや除菌スプレーがないか

家の入口でもある玄関周りがスッキリ片付いていると、帰って来た時の気分も違います。最初に目に入る玄関の三和土や玄関の収納棚上などに使っていないモノが置きっぱなしになっていませんか。こいったものは思い切って手放してみましょう。
スプレーなどは使っていない理由を考えると、実は匂いがあまり好きではなかったなど、この先も使うイメージがわかないのであれば、処分の判断もしやすくなると思います。

2.靴用グッズ・お手入れ用品

・靴用の中敷きや予備の靴紐など、買ったまま使っていないものがないか
・使いかけのまま固まってしまった靴クリームがないか
・使っていないブラシがないか

これから靴のお手入れに使うものだけを残すように整理してみましょう。きっとこの一年使わなかったモノは来年も靴箱に入れっぱなしになっている可能性は大きいです。写真のように靴のお手入れ用品をまとめてボックスにセットしておくと、使う時に出しやすく、お手入れ用品はこの中に入るだけ持つと決めると、管理も楽になるのでおすすめです。

洗面スペース:なんとなく取ってあるモノを処分

3.試供品・旅行先で持ち帰ったアメニティ

・一年以上前にもらったものや、いつもらったか分からない試供品はないか
・旅行先などで持ち帰った歯ブラシやシャンプーなどのアメニティがないか

試供品は基本的にすぐ試して買ってもらうことを目的に作られているので、使用期限が記載されていなくても、半年から一年以内に使うのが安心です。写真のように、いつも使っているメイクやスキンケア用品の近くにすぐに使い切れるように置いておくのもおすすめです。いつか使うかも…となんとなく取っているならば、「いつ使うか」使う目的をイメージできるものだけ残すようにすると良いでしょう。

4.スキンケア用品・洗剤・掃除用品

・使い切っていないスキンケア用品ないか
・使い切っていない洗剤や使っていない掃除用品はないか

途中で使わなくなってしまったのには必ず理由があるはずです。例えば、スキンケア用品では「肌に合わなかった」「香りが気に入らなかった」そして「高かったからもったいない」という理由は、片付けのご相談でも多いです。
洗面スペースは毎日気持ちよく快適に身支度できることが何より快適な暮らしにつながります。「高かったからもったいない」という過去ではなく、「今が使いやすく快適に使えるように」と気持ちを切り替えましょう。まずは一年使っていないモノから思い切って処分してみると、使うモノだけが残り、これからは必要なモノだけを買うようにきっと変わっていくでしょう。

キッチン:賞味期限切れのモノを中心に捨てる

5.調味料・食材ストック

・消費期限が過ぎているものがないか

ストックしている食材や冷蔵庫の調味料は大幅に賞味期限・消費期限が過ぎているものから処分していきましょう。早めに食べたいものは手前や目につくキッチン作業台に出して、すぐに食べるようにするのもおすすめです。

6.保存容器・空き瓶

・いつか使うかもと取ってある空き瓶や、保存容器はないか
・保存容器はフタや容器だけなどセットがないものがないか

キッチンは収納するモノの種類や量も多いので、収納スペースには使っているモノを中心に収納することで使いやすいキッチンになります。1年以上使っていない空き瓶は来年も出番がある可能性は低いかもしれません。キッチン以外で使いたいなら移動するか、思い切って処分してみるとよいでしょう。
保存容器はこの一年の使う頻度を振り返って、使っていないのなら処分してよいと思います。

リビング:一年間置きっぱなしのものから処分

7.薬、サプリ

・一年以上前に処方された薬や期限の切れている薬がないか
・しばらく飲んでいないサプリがないか

薬は健康面からも安心して使えるものだけを残して処分するとよいでしょう。また、サプリはしばらく飲んでないものがある場合は、飲まなくなってしまった理由を改めて振り返り「飲み切ってなくす」「必要なサプリだけを残すように処分する」など、モノと向きあうことが整理ではとても大切です。

8.はがき・手紙・DM

・見返さない年賀状がないか
・見返さない手紙やDMはないか

年賀状は年始のご挨拶状なので、1~2年分の保管を目安に取っておくとよいでしょう。整理のタイミングは年賀状を準備する時や年賀はがきの当選確認後のついでがおすすめです。
写真は、100円ショップでも購入できる年賀はがき保管用のケースに入った2年分の年賀はがきの収納例です。ファイリング保管ではなくケースでざっくり保管がラクで、管理もしやすくおすすめです。
手紙やDMなども1年間を振り返り、保管しておきたいモノ以外は処分しましょう。

クローゼット:洋服以外のサッと捨てられるモノから処分

9.使っていないハンガー・衣類カバー

・クリーニング店から引き取った際の使っていないハンガーがないか
・クローゼットに入れっぱなしになっている衣類カバーや、クリーニング店から戻ってきたビニールのカバーがないか

カバーは衣類に被せたままだと湿気がこもり、カビなどの要因になってしまうので、外して処分するのがおすすめです。使っていないけれど予備で取っておきたいハンガーもボックスなどに「ここに入る分」と枠を決めておくことで増えすぎ防止にもつながります。

10.靴下・インナー

・1年以上履いていない、穴が開いている、毛玉がある、いつのまにか片方しかなくなっている靴下はないか
・着古したインナーはないか

靴下は比較的整理の判断もしやすく、短時間でサッとできるのでおすすめです。同じようにインナーも直接肌に接するモノなので、着心地や肌ざわりが良いモノを残すように意識してみると判断もしやすくなります。また、新品のまま取ってある靴下やインナーはそのまま保管せずに、今身に着けているモノと入れ替えるようにしてみると、新しい年を気持ちよく迎えることができるでしょう。

年末は何かと忙しい時期なので、あまり考えずに比較的判断しやすいモノを例にあげてみました。
もちろん靴や洋服、食器なども同様に、一年間使わなかった、着なかったなどを基準に整理することで、新年を気持ちよく迎えられるようになります。そのスペースに行ったついでに、一つだけでも処分することからはじめてみましょう。

writer / 伊藤美佳代 photo / 伊藤美佳代

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