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「寝ても疲れが取れなくなった」疲労感は気持ちから!?心が元気になるために始めたこと【体験談】

  • 2022.12.18

40代に入り寝ても疲れが取れにくくなったと感じた私は、疲れを翌日に残さないようにするため、子どもたちと一緒に早く寝ることにして睡眠習慣を改善しました。しっかり寝ることで朝の疲労感は軽くなりましたが、毎日続けていくうちに何かモヤモヤとした気持ちが……。それは、朝型の生活にしたことで失ってしまったものに対する「喪失感」にあることに思い当たりました。今回は失ったものの正体と、モヤモヤを払拭するために新たに始めたことをお話しします。

失ったものは夜のリラックスタイム

私が朝型生活にシフトしたことで、失ったものは「夜のリラックスタイム」でした。子どもの寝かしつけで寝落ちしなかったとき、夫と一緒にお酒を飲みながら撮りためたドラマや映画を観たり、SNSのチェックをしたりしていました。それは、まさに1日忙しく活動した自分に対するご褒美。1時間程度ではありましたが、静かにリラックスできる時間を満喫していました。

20代のころから夜の静かな時間が大好きだった私は、子育て中もその時間を楽しみにしていました。しかし、体のためにと朝型に切り替えたことで、今まで大切にしていた時間を失ってしまったのです。朝型生活でバリバリ動き、自分時間は確保できていると思っていたのに、リラックスはできていなかった。これがモヤモヤの正体だと気付きました。

夜のリラックスタイムを復活させると日中の疲労感が増してしまう。とはいえ、心がリラックスできる時間は少しでも確保したい!とあれこれ思案した結果、たどり着いたのが「朝のリラックスタイム」。朝、誰よりも早く起きて、今まで夜に用意していた自分のための時間を過ごすことにしました。「朝活」を取り入れた形です。

家事時間を見える化して焦らずリラックス

朝は朝食やお弁当の準備、洗濯など、早くおこなうべき家事が目白押し。早起きを始めたころは「せっかく早く起きたのだから、先に早く家事を済ませてしまいたい」という気持ちが湧いてきて、まったく落ち着きませんでした。その気持ちに負けて家事を前倒してやってしまうと、勢いで別の家事に手を出してしまっていました。

そうこうしているうちに夫や子どもたちが起きてきて、せっかく早く起きてもリラックスできる時間は確保できず、家事にかける時間が長くなるだけという結果に……。

「これでは早起きの意味がまったく得られない」と感じた私が次に始めたのは、「朝の家事の時間を記録すること」でした。お弁当を作る時間、洗濯の時間、朝食やごみ出し、子どもたちを送り出す準備の時間など、何分程度かかるか書き出しました。

感覚的にはわかっていたことでしたが、朝の家事にかかる時間を「見える化」して、朝の家事にはこれくらい時間があれば大丈夫という意識を自分自身に植え付けました

その結果、6時30分から朝の家事を始めればすべて間に合うことが判明。それまでは家事をやらない!と心に決め、自分の時間を過ごすことにしたのでした。

朝のひとり時間にもひと工夫

子どもと一緒に寝て、翌朝起きるのが5時前後。そこから6時半までの間、少しでもリラックスしたひとときを過ごすにはどうしたらよいだろう?と考え、あれこれ試しました。その中で、短時間で心地良い時間が過ごせた方法は、「朝一番に好きな音楽を聴きながらお気に入りの一杯を飲むこと」でした。コーヒーや紅茶、甘酒など、その日の体調や気分に合わせたものをチョイス。お気に入りの一杯を飲むことで朝からほっこりした気持ちになり、リラックスしながら目覚めていく感覚を味わえました。

そして、気になるSNSや本をチェックしたあと、最後の30分くらいで窓を開けて体を動かし、その日の予定を確認すると、スムーズに朝の支度に取りかかれるようになりました。

まとめ

朝の過ごし方はまだまだ改善途中ではありますが、慌ただしさに負けずに笑顔で過ごせるようになった気がします。しかし一方で、夜のひとときも恋しくなり、月に1、2日程度、週末の夜に子どもの寝かしつけ後に起きるようになりました。そのときは生活リズムが崩れないように気を付けながら、お酒や撮りためたドラマや映画の鑑賞など朝の活動には合わないものを楽しんでいます。

これからも自分に合った朝と夜の時間が過ごせるようにいろいろと試して、精神的な疲労感が軽くなるような生活を心がけたいと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:やまっこ

元気な男の子2人の子育てを頑張るママライター。自分のケアもそこそこに子どもたちに振り回される生活を送っていたら、あっという間に40代に突入! だんだん体力や肌、髪など不調を感じるように……。それでも心豊かな生活を目指して、できることから実践中。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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