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なんというギスギス感…不妊治療中のヘルプをめぐって職場が荒れた話

  • 2022.12.17
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この漫画は、職場で妊娠出産と仕事の両立の難しさを感じたという、くら(@kuraasakura)さんの体験を描いた作品。同僚で仕事熱心ないこさんは、現在不妊治療中。治療のため仕事ができず、他店からのヘルプが必要な場合があります。そのヘルプを受けていたのが、当時のくらさんでした。ある日、久々に他店のメンバーと研修で会う機会があったのですが、その空気は以前とはまったく変わってしまっていたそうです。『誰も悪くない』の見どころをダイジェスト版でお伝えします。

不穏な空気が…ギスギスしているのはなぜ?

ある日行われた、社員のミーティング日。くらさんは久しぶりに仲の良い同僚のいこさんとも会うことができました。

そして、くらさんはあることに気が付きます。なぜか、社内には不穏な空気が流れているのです…。この少しギスギスした感じは何が原因なのでしょうか。

ヘルプの理由が判明。場の雰囲気に納得

不妊治療をしている、いこさん。不妊治療は体の状態に合わせて頻繁に病院に行く場合があります。時として、どうしても仕事を休まなければならない…しかし、妊娠出産経験のない人は、そういった事情を理解しにくいときもあるでしょう。

リーダーから聞いて全てを悟ったくらさん。「誰も悪くないのにギスギスするやつだ」と理解をします。

同僚の苦悩を知っても、うまく寄り添えなかった当時

当事者にならないとその大変さを理解することは難しいもの。くらさんも、この時は悩みを打ち明けるいこさんに対して「天職ですね!」と声掛けをしたものの、今はもっと寄り添えればよかったと思っているといいます。

いこさんと同じ店舗で働くスタッフが人手不足で忙しいことも事実。とはいえ、陰口はよくないですし、いつ誰が助けてもらう側になるか、誰にもわかりません。ギリギリの人員で回っている職場環境にも課題があるように思えます。

『誰も悪くない』では、妊娠出産と仕事をめぐり、フォローする側・される側双方の思いがていねいに描かれています。働く人たちにとってさまざまな学びがある作品です。

著者:ゆずプー

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