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「痛みも減って以前よりもずっと元気です」モナコのシャルレーヌ公妃、自身の健康状態について語る

  • 2022.12.17

いま取り組んでいるプロジェクトのこと、双子のジャック公子とガブリエラ公女のこと、健康状態のこと......シャルレーヌ・モナコ公妃財団設立10周年にあたってシャルレーヌ公妃が珍しく、地元紙「モナコ・マタン」に語った。

モナコ建国記念日のミサを終えて大聖堂を後にするシャルレーヌ公妃。(2022年11月19日) photography: Abaca

「まず言いたいのは、今日はここ数年の中で一番体調がいいということです」とシャルレーヌ公妃は口火を切った。「痛みも減って以前よりもずっと元気です」とも。公妃は12月13日、地元紙「モナコ・マタン」紙の取材に応じた。公妃の名前を冠した財団設立10周年を記念してのことだ。同財団ではスポーツを通じた子ども教育や水難事故防止活動に取り組んでいる。

モナコ大公アルベール2世の妻は健康状態についても言及した。公妃の南アフリカでの滞在が10ヶ月の長期に及んだのは、深刻な耳鼻咽頭系感染症のためというのが公式発表だ。その後、2021年11月にモナコへ戻ってきたものの、ほどなくアルベール2世は妻が「肉体的にも精神的にも疲弊している」ため、専門施設に入院したと発表した。公妃は退院後、現在は公務にも復帰している。

家族は私の支え

「全快しておらず、体調回復に努めている段階です。時間はかかると思いますが、幸せに暮らしています。家族や愛する人たちは私の支えです。日々一歩ずつ、未来へ向かって歩んでいきます」と公妃は語った。モナコ動物保護協会(SPA)の新会長も務める公妃の話は、8歳になる子どもたち、双子のジャック公子やガブリエラ公女の将来に及んだ。

まだ子ども

「ジャックとガブリエラは、生まれながらにして責任と義務を負っています。まだ子どもですが立場を理解しはじめています。行事に出席させるときは、主人と一緒にどんな行事や式典なのかをふたりに説明します。子どもたちは嫌がっていませんし、大公と家族4人全員で公務をおこなえるのはいいですね」と語った。

そして「でもまだ幼いので自然に身につくまでよく見て学んでいくことでしょう」と続けた。幸いなことにふたりはとても仲が良いそうだ。「ふたりにしかわからない会話で通じあっています。お互いが大好きだし、かばいあい、相手をとても気遣っています。なかなかユニークな絆で結ばれていて、これが双子の特徴なのかと思います」と言う。

多くのプロジェクト

モナコに戻ってきてからというもの、公妃は多くのプロジェクトに取り組んでいる。2023年12月に完成予定の南仏ペイユの動物シェルターの監修のほか、犬や猫を飼うことについて小学生への啓発活動も予定している。さらにアフリカやアジアでの水難事故防止活動も充実させたいと考えている。2023年は公妃の活躍に注目だ。

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