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字が下手なのは持ち方のせい。1日で美文字が書けるようになるコツとは

  • 2022.12.17

年賀状シーズンが近づいてきた。最近、文字を書く機会がめっきり減ったけれど、年賀状だけは手書きでしたためようという方もいるのでは?

でも、久しぶりにペンを持つと「字が下手になっている気がする」「字に自信がなくて宛名やあいさつを書くのが億劫」といったお悩みも。実はそれ、正しい持ち方を習得するだけで解決するかも。

筆記具・持ち方アドバイザーの竹内みや子さんの著書『新版 持ち方を変えれば字は1日でうまくなる』(主婦の友社)では、お手本をなぞるだけでなく、正しい持ち方をすることで驚くほど字が上手くなる、とっておきのメソッドを紹介している。

まずは持ち方をチェック。ペンと人さし指の間に無駄なすき間が空いていないだろうか。本書では、大人になると見直すことのない「正しい持ち方」の基本からていねいに教えてくれる。

「くせ字」になりやすい持ち方の例

・手が右に傾くヒョイヒョイ字
・親指で押さえこむグイグイ字
・小指を台にするチャラチャラ字
・指が曲がったままゴチョゴチョ字
・筆記具が手前に倒れるペタペタ字
・指先がギュッとポキポキ字

きれいな文字を書くために、意識するのは手の動きだ。

縦線は「パー」と「グー」の動きがポイント。横線は手首で紙を擦る感じで左右に振りながら書く、円や曲線を書く時は指先や手首をゆるめて小指から動かすなど、かんたんな動きをマスターすれば、あっという間に美文字に。

年賀状のほかにも、あいさつ状や慶事、弔事で使える書き方、コツやルールも解説しているので、冠婚葬祭のマナーも安心。字が上達すれば、書くことが楽しくなるはず。来年の年賀状は美文字で送ろう。

■竹内みや子さんプロフィール
たけうち・みやこ/元瀬戸内海放送アナウンサー 筆記具・持ち方アドバイザー。「たけうち もちかた文字教室」主宰。30年近くの文字指導を通し、きれいに書ける筆記具、筆記具の持ち方を研究している。著書に『きれいなひらがなが書けるようになる本』(主婦の友社)などがある。

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