私の態度を後悔している…同僚の打ち明け話を適当に聞き流してしまった話

出産する前と後で、自分の中で変わったと思うことはありますか？出産する前は、妊娠中の大変さなどあまりわからなった人もいるでしょう。このお話はくら(@kuraasakura)さんが妊娠出産と仕事の両立の難しさや立場の違いで感じたことを描いた作品です。『誰も悪くない』どうぞごらんください。

忙しい職場で経験した、仕事と妊娠出産の両立の難しさ

仕事と妊娠出産の両立の難しさを痛感したという、くらさん。当時、テナントスタッフの正社員として働いていたころのお話を描いています。

常に忙しく、他店のヘルプもよくあったというくらさんの職場。そこへある日、ひとりの新人がやってきます。

新しい社員と意気投合！ある日、彼女から告げられたことは…

「いこ」さんという新人さんは、くらさんと年が近く、すぐに意気投合したと言います。職場でのこうした新しい出会いはうれしいものですよね。

親しくなったある日、いこさんはくらさんに自分が不妊治療中であることを打ち明けます。忙しい職場で働く自分がどんな状況にあるか、気の合うくらさんには知っておいてほしいという思いがあったのかもしれません。

「不妊治療」と聞いても、正直ピンとこなかった

「不妊治療」と聞いてもあまりピンとこなかったというくらさん。不妊治療と聞いても、当事者にならない限りは具体的なイメージがわきにくいですよね。

いこさんはくらさんに不妊治療中であることを伝えるにも勇気が必要だったはず。くらさんはその後このできごとを振り返り、ピンとこない様子で返事をしてしまったことを後悔したといいます。

どんなときも相手の親身になるのは難しいことですが、職場はさまざまな背景のある人が一緒に働いている場所。お互いの状況への想像力を働かせることを意識できると、みんなが働きやすい雰囲気になるのかもしれませんね。

著者：ゆずプー