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生後4か月から人見知りが激しかった…|ムスメはおそらくHSC-ひといちばい敏感な子ども-

  • 2022.12.16

育児をしていると、ときにはアドバイスという名目で辛辣な言葉をもらうこともあるかもしれません。相手に悪気はないとわかってはいるものの、ママパパとしてはストレートな表現に傷ついてしまったり、時には落ち込むことも…。わさび(@wasabi_2910)さんは、娘いとちゃんが生後4か月ごろから始まったという激しい人見知りに戸惑い、悩んでいました。そんな時、周りから言われた辛辣な言葉の数々…。わさびさんの苦悩が伝わってくるエピソード「ムスメはおそらくHSC-ひといちばい敏感な子ども-」第2話です。ごらんください。

娘・いとちゃんに、漠然とした育てにくさを感じていたわさびさん。「普通じゃない」いとちゃんへの周囲の反応に、悲しみやつらさを感じることも多く…。もしかしたら娘は、生まれつき敏感な感覚をもつ「HSC」かもしれないと感じ始めるのでした。

知らない人が横を通りすぎるだけで号泣してしまっていたという娘いとちゃん。外出するのもままならず孤独を感じる育児の中で、わさびさんが言われた言葉の数々…。

なんで?という思いの中で苦悩していた様子が伝わってきましたね。2歳まで続いた激しい人見知り。このころから、もしかしたら「HSC」かもしれないと思い始めた わさびさんでした。

HSC(Highly Sensitive Child)とは?

HSC(Highly Sensitive Child)とは「非常に敏感な子」とされています。HSCは医学的な概念ではなく、生まれつきの気質です。人種や性別に関係なくおよそ5人に1人が持っているとされます。

生まれつきのものですから「親の育て方が原因」というわけでもありません。また、HSC=ネガティブなものではありません。敏感な分、感受性が豊かで人の気持ちを考えられる部分を伸ばしましょう。子どものうちに自己肯定感をたっぷり養ってあげることが大切です。

「普通」の常識にとらわれず、わが子の可能性を信じる

人見知りが激しく、完璧主義で癇癪(かんしゃく)がある娘・いとちゃんに悩むわさびさん。周囲の反応に苦悩しながら子育てをしますが、保育園でも過ごしにくさがあるようで、さまざまな葛藤に苦悩します。

あるとき、わさびさんはいとちゃんの育てにくさについて、感覚が敏感すぎることが原因だと気づきます。自分は娘の可能性を信じ、家族みんなが娘の味方でいようと決意するのでした。

わが子が「平均」や「普通」から外れていると、親としては焦りを感じることがあるかもしれません。しかしわさびさんはHSCという性質について知ることで、その性質を肯定しようと前向きに考えられるように。理解し見守ることで、いとちゃんも安心して成長の階段をのぼることができたようです。

子どもは親の愛情を感じ、安心して成長します。普通にとらわれず、わが子と向き合って子育てしていけるとよいですね。

著者:NAKAMA

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