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「別れ」が近い母に、どうか楽しく過ごしてほしい |20代、親を看取る

  • 2022.12.16
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母親の体力が目に見えて落ちてきたことで、母親の友人に連絡をするキクチ│片耳なんちょー(@kkc_ayn)さん。そして自分が一緒に暮らしているパートナーにも、会いに来てほしいと話をします。『20代、親を看取る』第11話をごらんください。

寝たきりになった母親の介護のため、実家に戻ってきたキクチさん。ときに無理をしてしまったり、今までとは違う母親の姿に苦しんだりすることも。

そんな中でも、ともに母親を介護する父親と協力しつつ、介護のプロ・ヘルパーさんにも頼りながらお世話をします。

キクチさんは、家族写真をあまり撮ってなかったことを気にしていました。写真は、その時の思いや風景がいつまでも残り続けるもの。だからこそ、今の家族の姿を写真にしておきたかったのかもしれません。

お母さんが無事に写真撮影まで元気でいられることを願って…。

親を看取るということについて考える…

この作品は、キクチさんが20代で母親の介護を経験し看取ったあとのことまでを、丁寧に描いています。母親とぶつかったり寄り添い合ったりしながら、何が一番母親のためになるのか、その都度考えて行動するキクチさんや周りの人たちの姿が印象的です。

高齢化が進む中、いずれは親の面倒を見なければいけないと思ってはいても、元気なうちはまだ大丈夫と考えている人もいると思います。しかし、いつ何が起こるか分かりません。

もしキクチさんのように、20代で親を看取ることになったら…あなたにその覚悟はあるでしょうか。いざというときのために、親が病気になったり、寝たきりになったりした場合どうしたらいいのか、家族で話す機会を持つようにするといいですね。

『20代、親を看取る』は、病気で寝たきりになった母親の介護を通して、命との向き合い方や、亡くなった後に遺族がすべきことを学べる作品です。

著者:sa-i

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