1. トップ
  2. レシピ
  3. 【無印良品】アイラップとどう違う?新商品「湯せん調理ができるポリエチレン袋」を使ってみた

【無印良品】アイラップとどう違う?新商品「湯せん調理ができるポリエチレン袋」を使ってみた

  • 2022.12.17
  • 6522 views

湯せん調理ができて便利と、SNSで話題になった「アイラップ」。その後、100円ショップからも同様の商品が登場しましたが、2022年11月には無印良品から湯せん調理袋が新発売! アイラップとの違いや、調理例も紹介します。なんとサラダチキンとプリンが同時にできちゃう!?

出典:リビングWeb

40枚入り99円!無印良品「湯せん調理ができるポリエチレン袋」

出典:リビングWeb

無印良品の「湯せん調理ができるポリエチレン袋」(11月9日発売、99円、以下「湯せん調理袋」)は、40枚入り。1枚あたり約2.5円です。

一般的なポリエチレン袋と大きく違うのが、耐熱温度。100℃までOKなので、湯せん調理にも使えるんですね。

出典:リビングWeb

ただし電子レンジを使用するときは、解凍モードでの使用が推奨されています。

油分の多い食品に関しては、解凍モードでも油分が高熱になり袋が破損してしまう場合があるため、レンジ解凍は不可とのこと。注意事項をよく読んで使いましょう。

出典:リビングWeb

スーパーの荷まとめ台にあるようなロール式になっていて、1枚ずつ切り離して使います。

筆者はこのままだとやや取り出しにくいと感じたので、頻繁に使うなら収納方法を工夫したいところ。

「アイラップ」との違いは? サイズ、コスパなどを比較!

湯せん調理袋といえば、有名なのが岩谷マテリアルの「アイラップ」。気になる違いを比べてみます。

●パッケージデザイン
出典:リビングWeb

アイラップは三角形の自立する箱に入っていて、1枚ずつ取り出しやすいのがポイント。無印良品は、シンプルかつコンパクトです。

●耐冷・耐熱温度
出典:リビングWeb

耐冷温度は、どちらも-30℃。

耐熱温度は、無印良品は100℃。アイラップは明記されていませんが、パッケージには「密封せずに120℃以下で使用」「120℃以上になると破袋・溶融の危険性」などの注意書きがありあす。

●サイズ

袋のサイズはどちらも縦35×横25cm。

ただしアイラップにはマチがあり、平置きしたときの幅は21cmなので無印良品の湯せん調理袋よりも細く見えます。

出典:リビングWeb
●厚さ(薄さ)

2つの大きな違いは、素材の厚みです。

アイラップは0.009mmで、無印良品の湯せん調理袋は0.015mm。

単体で触るとどちらも薄いですが、数値的には約1.6倍。比べてみると、やはりアイラップのほうが薄くしなやかで、無印良品のほうがしっかりしていると感じます。

光熱費も節約できる!湯せん調理袋を使った簡単レシピ

無印良品の湯せん調理袋を使って、サラダチキンとシンプルなお手軽プリンを作ってみました。

●サラダチキン
出典:リビングWeb
【材料】

・鶏むね肉…1枚

・塩コショウ、または好みのハーブソルト…適量

【作り方】

鶏むね肉の両面にフォークで数カ所の穴をあけ、湯せん調理袋に入れます。

出典:リビングWeb

塩コショウ、または好みのハーブソルトを適量ふりかけ、袋ごともみこんで肉となじませます。

出典:リビングWeb

空気が極力入らないようにしながら、袋の口をしっかりと縛って閉じます。

出典:リビングWeb

鶏むね肉がつかるくらいのお湯を沸かし、沸騰したら鍋底に耐熱皿を沈めます。

出典:リビングWeb

お湯に袋を入れ、弱火で数分加熱します。再び沸騰する直前で火を止め、フタをして1時間ほど放置します。

出典:リビングWeb

出来上がったサラダチキンは、ジューシーでしっとり。市販のサラダチキンよりも低コストで、出来立てのおいしさを味わえます。洗い物が最小限で済むので、後片づけがラクなのもうれしいですね。

※鶏肉にはカンピロバクターやサルモネラ菌などによる食中毒のリスクがあります。必ず肉の中心部の温度が75℃の状態で1分間以上加熱、またはそれと同等の加熱を行う必要があります。

参考:内閣府 食品安全委員会https://www.fsc.go.jp/foodsafetyinfo_map/shokuhniku_teionchouri.html

●お手軽プリン

湯せん調理袋を使えば、サラダチキンと同時にプリンを作ることも可能。今回は、自宅にある材料でできる素朴なプリンを作ってみました。

出典:リビングWeb
【材料(4人分)】

・卵…3個

・牛乳…200ml

・砂糖…45g

・バニラエッセンス(あれば)…適量

【作り方】

ボウルにすべての材料を入れてよく混ぜ合わせたら、ザルでこします。

プリン液をお玉ですくって4つの湯せん調理袋に分け入れます。袋はお茶碗やカップなどに入れ、袋の口を広げておくと作業しやすいです。

4つのプリン液がだいたい同じ量になったら、空気が入らないように口を閉めます。

出典:リビングWeb

先ほどサラダチキンを入れて火を止めた状態の鍋に袋を入れ、フタをします。

出典:リビングWeb

そのままお湯につけておき、10分たったら取り出して粗熱をとり、冷蔵庫に入れて冷やします。

今回は生クリームとイチゴをトッピングしてみました。

出典:リビングWeb

卵の風味をしっかり感じられる、素朴なプリンが出来上がりました!

卵液をこすのは少し手間に感じるかもしれませんが、なめらかな口当たりになるので、この工程はぜひ省略せずに行ってください。好みでカラメルソースを作ってかければ、より本格的な味わいになります。

湯せん調理袋があれば、お湯の余熱で調理したり、鍋1つで複数の料理を同時に作れたりと、便利なことがたくさん! 時短かつ光熱費の節約までできてしまいます。ぜひお試しください。

(ライター/恵国亜矢子)

「無印良品」公式サイト

https://www.muji.com/jp/ja/store

「岩谷マテリアル」公式サイト

https://www.imcjpn.co.jp/

元記事で読む
の記事をもっとみる