「エ゛ッ！お義母さん、どうやってココに？」家に、姑の姿が！問い詰めると？

姑がいきなり来て困る、という話は良く聞きます。でも、チャイムが鳴るならマシな方かもしれません。

義父母に建ててもらったマイホーム

知人、T子さんの義父母はお金持ち。「息子夫婦のために」と近所の土地に家を建ててくれました。
周りの女性達は「わぁ、1番良いパターン」と羨ましがる事しきり。

でも、しばらくすると、T子さんは沈みがちに。「引っ越したい」と言うようになりました。

頻繁に来るようになった姑

結婚して1年で、男の子を出産したT子さん。
義父母は「跡取りができた」と大喜び。姑は頻繁に息子夫婦の家にやってくるようになりました。

でも、姑は来るだけで何も手伝ってはくれません。それどころか「お茶も出ないの、このうちは」と嫌味を言われる始末。
夫から言ってもらっても、相変わらずやって来る姑。初めての育児でクタクタだったＴ子さんは限界に。
とうとう、居留守を使うようになりました。

いつの間にか姑がリビングに

その日、子供がやっと寝てくれて、２階の寝室でウトウトしていたT子さん。階下からの物音で起き上がりました。
「ドロボウ？」と、恐る恐る下りて行くと、リビングには姑が。
平然と「T子さん、寝てたの？洗濯物入れないと」と言われて、凍り付きました。「お義母さん、どうやって入ったんですか？」と聞くと、姑は笑顔で答えました。

「息子の家だもの、合鍵くらいあるわよ」

義父母に建ててもらった家の恐ろしさに、T子さんはしばらく動けませんでした。

自由とお金、どっちを取る？

「お金より、心穏やかに暮らしたい」と願うT子さん。でも夫は「自分達で家を建てるのは金銭的に苦しい」と乗り気ではないそうです。

「タダより高い物はない」と昔から言います。
良い物をもらえば、何かしらの不都合が後からついてくるもの。
何かもらう時は、リスクを良く考えてからにしましょう。

ftnコラムニスト：kanonmaru