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【京都縁起物】一年の厄除け願う『大福梅』授与中!新年の卯年大絵馬も「北野天満宮」

  • 2022.12.16

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は上京区にある学問の神様、北野天満宮で毎年恒例に授与される縁起物、一年の厄除けを願う大福梅。来年の干支・卯の大絵馬も登場。

一年の厄除け願う『大福梅』

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上京区北野にある学問の神様『北野天満宮』。
天暦元年(947)の創建。全国に約1万2000社ある天神社・天満宮の総本社。平安時代の貴族、学者、政治家であった菅原道真公を主祭神とし、学問・至誠・芸能・厄除の神として広く信仰をあつめる神社。

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初詣には毎年大勢の参拝客でにぎわい、とくに受験生やその家族が合格祈願にこぞって参拝する神社でもあります。今回は、毎年恒例の12月13日から授与される『大福梅』を求めてやってきました。

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楼門にはすでに新年の装いで、来年の干支である卯と紅梅が描かれた大絵馬。なんともやわらかい優しい雰囲気のウサギが印象的です。

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そして天神さんの名物になっている花手水。今回も凝ってますね。綿の枝があしらわれ、『綿』は俳句の世界では冬の季語。今回も錦市場『花つね』のご奉仕。毎回季節ごとにお花が変わるのを楽しみにしています。

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参道にもありましたが、こちらにも撫牛。数えたことないですが、この時点で3体の撫牛に遭遇。自分の身体の病んだ部分や具合の悪い部分をなでたあと、その牛の身体の同じ箇所をなでると、悪いところが牛に移って病気が治るということで、今回はいろんな部分をナデナデしました(笑)

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楼門と拝殿の間に建つ中門「三光門」。壮麗な造りと上部に掲げられた後西天皇御宸筆『天満宮』の勅額。天神さんのシンボル的中門として知られています。

年によってはこの時期ですでに早咲きの紅梅が開花してたりして、今年はどうかと周囲を探しましたが見つかりませんでしたね。

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そして菅原道真公を祀る本殿。
わりと閑散とした様子です。これが初詣ともなると長蛇の列で、三光門を越えてさらに列が伸びていることもしばしば。

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本殿参拝後、お目当てのこちら『大福梅』を求め、社務所へ。

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『大福梅』とは、毎年12月の事始めに授与される縁起物の梅干。境内の梅苑で採取された梅を、真夏の暑い盛り、こんな具合に土用干しし、カラカラになるまで乾燥させたものを授与されます。

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お正月の朝、お茶、または白湯にこれを入れて飲むと一年間無病息災で幸福に過ごせるという縁起物の梅干。今年も無事入手できました。毎年人気で、終い天神のころにはなくなっていることもあったり。

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さらに本殿から北西の場所にある、受験生必須の絵馬授与所。この時はまだ参拝客もまばらでしたが、年明けはこちらも行列必至。絵馬ももっとたくさん奉納されています。

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さらに毎年紅葉時期に開催される『史跡御土居のもみじ苑』。今年はすでに終了しましたが、盛況だった様子。NHK番組『ブラタモリ』で紹介されて以来、一気にその認知度が上がった、豊臣秀吉がかつて洛中の周りに築いた土塁『御土居』。その一部がここ北野天満宮境内にも史跡として残り、そこにあるもみじ苑を公開し、こちらも紅葉の名所として知られています。

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御土居自体はすでに閉鎖されていましたが、今年は意外と紅葉時期が長かったようで、この時期でもまだ少し紅葉が残っていました。ラッキーにも残り福にあやかれました(笑)

詳細情報

名称:北野天満宮
場所:京都府京都市上京区馬喰町
電話:075-461-0005
関連サイト:http://kitanotenmangu.or.jp/

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