1. トップ
  2. レシピ
  3. なつかしの味、鹿児島の郷土菓子~けせん団子~

なつかしの味、鹿児島の郷土菓子~けせん団子~

  • 2022.12.14

みなさまこんにちは、地域特派員の、かわです。 早いもので、今年も残すところわずかとなってきました。今月に入り朝晩寒い日が増えて、急に冬の訪れを感じられているかたも多いのではないでしょうか?

師走になると、世間があわただしくなって、しまうのが人間の不思議なところ… そんな時こそ、甘いお菓子と渋~いお茶を飲んで、ほっと一息ついてみませんか?

と、いうわけで、今回は鹿児島の郷土菓子である【けせん団子】をご紹介したいと思います!

【シナモンの香りする和菓子】
出典:リビングかごしまWeb

シナモンは、スリランカや中国、ベトナムなどの熱帯地方が産地で有名な香辛料の一つで、異国の料理や薬膳の生薬などに活用されているイメージが多いかもしれません。

郷土菓子(和菓子)というと、スパイスや生薬からかけはなれたイメージがありますが、「けせん団子=シナモンの原料となるニッケイ属の”けせん”(ニッケ)の樹木(葉っぱ)」を使っていることから、シナモンの風味が特徴的な郷土菓子です。

【実は少ない材料で作れる?!】

たまに食べたくなるけせん団子。 レシピを見ると実は簡単だったので、今回は、【けせん団子】を作ってみました

【材料】(15~20個分) ・だんご粉(もち米) 100g ・砂糖(黒砂糖) 100g ・さらしあん(粉) 100g ・食塩 2g ・水 230cc ・けせんの葉 30~40枚

【作り方】 ①.ボウルに、【だんご粉】【砂糖】【さらしあん】【塩】を入れて手でざっくり混ぜる

出典:リビングかごしまWeb

②.①に、少しずつ水を加えてこねる(耳たぶくらいのかたさが目安)

出典:リビングかごしまWeb

③.よくこねて、一塊にしたら、ラップをして10分ぐらいおく *おくことでしっかりと水分が全体にいきわたり、仕上がらいがなめらかになる

出典:リビングかごしまWeb

④.葉っぱの大きさい合わせて小判型(または棒状)に成形しする *1つの団子の重さ目安は25gぐらい *下の写真は(左:加熱前/右:加熱後)けせん団子は、蒸しても大きさはあまりかわりません

出典:リビングかごしまWeb

⑤.蒸気のあがった蒸し器に並べて、約30分蒸す *けせんの葉で最初から挟んで蒸すと、けせんの香りが強くなる。 *葉の色を鮮やかに仕上げたいときには、葉は最後の3分程度で蒸し器に入れる。

出典:リビングかごしまWeb
【同じ郷土菓子でも各家庭で違うふるさとの味】

今回は、この材料で作りましたが、同じ「けせん団子」でも、ネットなどを見ると、小豆羹と団子の粉を混ぜて蒸す、あんこと餅粉を混ぜて作るなど、その家庭、地域ごとの作り方がありました。(羊羹+粉)という作り方はとっても斬新だけど、より手軽に作れそう!と思いましたので、皆様も身近にある材料で作ってみてはいかがでしょうか?

けせん葉やかからん葉は、時期がよければ、道の駅やネットでも購入できますよ~

元記事で読む
の記事をもっとみる