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草木が茂る亜熱帯の秘境でリュクスなおこもり。

  • 2022.12.14

クリエイターが手がけた沖縄文化を味わえるおこもり宿が増加中。豊かな自然と人の営みが調和した空間には、ゆっくりとした島時間が流れる。

[ 今帰仁村 ]マガチャバル オキナワ

レストランでは名護湾や本部港といった近郊で獲れた魚介のカルパッチョなど、この土地ならではのコース料理を提供。窓で切り取った外の景色がルソーの絵画のよう。 

ホテル名は古の地名“曲茶原”に由来する。世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」に含まれる今帰仁城跡。昔、この付近の集落は城に献上する茶葉を栽培していて、フクギ並木やハンタ道と呼ばれるかつての登城道が残る、歴史ある場所。標高150mの丘に佇むマガチャバル オキナワは、茶葉を育んだ風流な土地の物語に敬意を込めた「森との融合」を目指す。東京ドーム約3個分という広大な土地には、レセプションやレストランを擁する本館と、11棟のヴィラが点在。山の斜面に沿って建てたメゾネットタイプの各部屋は、室内だけで最小135㎡、専有敷地面積は500㎡、全棟温水プール付き。ヤシの木やクロトン、センネンボクなど生き生きと茂る植物に囲まれたプールは、鳥の声と虫の音しか聞こえない。土と雨、草木が混じり合う亜熱帯の空気を、私的空間で味わいたい。

おこもり派は自室プールサイドのガゼボで、BBQ(写真は2人前¥16,000)を。やんばる島豚アグーのほか、黒毛和牛や地元産の季節野菜が盛り込まれる。

ユニバーサルタイプの部屋を除き、ほかの部屋はすべてメゾネットタイプ。写真のB-2棟は、3名まで宿泊可能。

プライベートプールは県内随一の大きさ。全室のプールが冬でも約30度に保たれる。

マガチャバル オキナワ|Magachabaru Okinawa沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊2498tel:0980-56-1301全11棟全棟バスタブ付き1棟¥112,100~(朝食付き)www.magachabaru.com

*「フィガロジャポン」2022年12月号より抜粋

●掲載施設の開館・営業時間、閉館・定休日、価格などは、取材時から変更になる可能性があります。●施設によって、別途サービス料や宿泊税、入湯税などがかかる場合があります。●取材・撮影時はコロナ対策に十分配慮し、少人数で行っております。また、写真でマスクを外している場合がありますが、通常スタッフはマスク着用のうえ感染対策を行っております。

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