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セクハラ発言をした小学生の両肩をつかんで…本来なら伝えたかった「相手への思いやり」

  • 2022.12.14

「性」というと子どもにはまだ早い、なるべく情報を遠ざけたいと思っていませんか。でも、本当にそれが正しいことなのでしょうか。なおたろー@育児絵日記(@naotarotarou)さんは大人になってから性の知識を得て、体に関することだけが性教育ではないと気付きます。そんななおたろーさんが、わが子やその周囲の子たちに「性に関して伝えたいこと」とは…?子どもの性教育に悩む親におすすめの作品をダイジェスト版でお伝えします。

大人になって知った性のこと

「幼少期は性への興味が早い方だった」と振り返るのは、漫画の著者・なおたろーさん。自身のPMDD(月経前不快気分障害)をきっかけに性教育に興味を持ったそう。そこで知ったのは正しい知識を得ることで自分を大事にでき、相手のことも大事にできるということでした。

自分の体のことでもわからないことはありますね。

「性=エロ」という大人の意識を変えよう

そもそも大人が性のことを「恥ずかしいもの」として捉えてしまっていることが問題だと考えたなおたろーさん。「知っていることで守れるものはたくさんある」という言葉が印象的ですね。

自分を大切にする心、相手を思いやる気持ちが性教育と思うと、なんだかグッとハードルが下がり、子どもとも話しやすくなるような気がします。

もしもあの時に戻れるなら…

小学生に言われたセクハラ発言を思い出し、モヤモヤした気持ちになっていたなおたろーさん。小学生からすれば単純に性行為についてうっすら知識を得て、ふざけ半分で話してみたくなっただけなのかもしれません。それでも、プライバシーに立ち入られたなおたろーさんの立場になれば、不快でつらい経験だったことでしょう。

もしもあの時に戻れるなら、ハッキリとハラスメントだと伝えたいというなおたろーさん。よその子どもにどこまで言うべきなのか悩む思いもありつつ、いけないことはきちんと伝えるのも大人の役割なのかもしれません。

各家庭で性教育の時期や考え方はそれぞれ違うと思いますが、自分の子どもが傷つけられる、あるいは傷つけてしまう可能性はどんな家庭にもあります。今一度子どもへの性の伝え方について考えてみてはいかがでしょうか。

著者:こびと

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