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同調圧力がなくスルー力のある台湾人。ちょっと憧れるかも。

  • 2022.12.14

ノンフィクションライターの近藤弥生子(やえこ)さんは、台湾で出産して日本で離婚、2歳の子を引き連れて台湾で暮らす道を選んだ。その後、シングルマザーとして6年働き、現地台湾人と再婚して次男を生んだ。

台湾では、日本人とは異なり我が道を行く生き方をする人が多いという。オードリー・タンさんを何度も取材した経験のある著者が見る台湾人とは?

2022年12月10日『台湾はおばちゃんで回ってる?!』(大和書房)が発売された。

近藤さんによると、台湾人はスルー能力が高くてストレートな物言い。そして、多様性に富んでいて同調圧力がなく、食を大切にする。とはいえ、個人主義ではなく困ったらみんなで助け合う人が多いという。

台湾で過ごすうちに日本の「呪縛」のようなものから解き放たれていることに気付いたという近藤さん。本書では、台湾人の日本とは異なる考え方やたくましさ、優しさを紐解いていく。

また、台湾式の産後ケアや子育て、仕事観や市民活動にも触れられている。

本書の目次は以下の通り。

第1章 たくましくて人間味あふれる台湾人
第2章 とにかく「食」を大切にする
第3章 台湾での妊娠・出産
第4章 シングルマザーとして暮らし、台湾人と子連れ再婚
第4章 台湾で子育て、そしておばちゃんになった私

海外で暮らすとなると、旅行とは異なり、深くその地が見えてくる。ノンフィクションライターの目線では、台湾はどのようにうつるのだろうか。台湾の子育て事情も気になる。

■近藤 弥生子さんプロフィール
こんどう・やえこ/台湾在住の編集者・ノンフィクションライター。1980年福岡生まれ、茨城育ち。東京の出版社で雑誌やウェブ媒体の編集に携わったのち、2011年に台湾へ移住。結婚、出産を経て一度日本に戻ったものの離婚し、「シングルマザーとして生きるなら台湾のほうがいい」と2歳の長男を連れて再度移住。現地企業で約6年働き、再婚、次男を出産。日本語・繁体字中国語でのコンテンツ制作を行う草月藤編集有限公司を設立し、現在は雑誌『&Premium』『Pen』等で台湾について連載するなど、生活者目線での取材・執筆活動を行う。

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