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【京都ぶらり】来年の大絵馬登場☆古いお札にも描かれた足腰の守護神「護王神社」

  • 2022.12.14

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は御所西側、蛤御門前に足腰の神様として知られる神社。「いのしし神社」の異名を持ち、すでに来年の干支・卯の大絵馬も登場。

古いお札にも描かれた通称『イノシシ神社』

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上京区御所西。丸太町から烏丸通り上がる蛤御門前(はまぐりごもんまえ)。たまたま通りかかると、来年の干支・卯の大絵馬がすでに飾られているのが見え、立ち寄ってみました。

もとは洛西の高雄山神護寺の境内に和気清麻呂公の霊社として祀られ、古くから「護法善神」と称された神社。正確な創建年は不明とのこと。清麻呂公が、道鏡事件で大隅国(今の鹿児島県)へ流される際、足萎えで立つこともできない状態だったところへ、どこからともなく現れた300頭ものイノシシが道中を案内したことで、不思議と立って歩けるようになったという故事に因み、足腰の守護神と仰がれるようになった神社。

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拝殿に大絵馬が飾られ、多くの方が撮影され、これを年賀状背景にする人もいるようです。その傍らには狛犬ならぬ、狛イノシシがいます。

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さらにその奥にある本殿へ。和気清麻呂と姉の和気広虫を主祭神として祀る。

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こちら祈願殿前に立てられた座立亥串(くらたていぐし)。願い事を紙に書いて願掛け猪の前に刺す、あまり見かけない独特の信仰。

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足萎難儀回復の碑。参拝者はこの足形の石の上に乗ったり、碑をさすったりして、改善を祈願。
ちょうど冬場は寒さからの冷えで、足腰に不調を訴える方も多いと思いますが。

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まだ名残の紅葉があり、その傍らには境内の御神木であるかりんの木を詠んだ歌人・吉井勇の歌碑もあります。

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神社の塀には、1890年(明治23年)~1945年(昭和20年)までた日本銀行券として、かつて発行され使用していた十円紙幣に和気清麻呂と護王神社が描かれ、さらにイノシシも描かれた時代があったそうで、それが展示されています。そんな由緒のある神社。毎年初詣には多くの方が参拝し、行列をつくることでも知られています。

詳細情報

名称:護王神社
場所:京都府京都市上京区 烏丸通下長者町下ル桜鶴円町385
電話番号:075-441-5458
参拝時間:午前6時〜午後9時
ご祈祷・授与所受付時間:午前9時〜午後5時
関連サイト:http://www.gooujinja.or.jp/

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