1. トップ
  2. 恋愛
  3. ジム通い必須!? 育休中のパパが「運動不足」になるワケ

ジム通い必須!? 育休中のパパが「運動不足」になるワケ

  • 2015.11.9
  • 2735 views

【パパからのご相談】

妊娠中の妻を持つ30代のプレパパです。育児休職の取得が決まりました。育休中に、「これだけは気をつけたほうがよい」ことは何かありますか? 育児そのものやお金のこと以外で、もしありましたら教えてください。

●A. 運動不足に注意しましょう!

パパライターの矢山ユースケ@育休中です。

育休取得の決定、おめでとうございます! 少しずつですが育休パパ仲間が増えているようで、とてもうれしく感じます。「育児そのものやお金のこと以外」とご指定されるあたり、いろいろお調べになられているようですね。とても頼もしく感じます。

では、「育児そのものやお金のこと以外」で、気をつけたほうがよいことと言われたら……正直、もうアレしかないです。即、浮かんできました。そう、“運動不足”です。

「あれ、赤ちゃんのお世話って、体力使うんじゃないの?」と思われたことでしょう。私もそう思っていました。想定していなかった、おそろしき運動不足の世界。それはどのようにして訪れるのでしょうか。

●“育児は体力勝負”じゃないの?

確かに、育児が体力勝負なのは事実です。“突発的かつ繰り返される夜泣きによる睡眠不足”に関しては、出生直後、新生児の時点から悩まされる登竜門です。寝不足やまとまった睡眠が取れないことからくる疲労蓄積、倦怠感、慢性的な眠気は、赤ちゃんと一緒に過ごせば過ごすほど感じることでしょう。そういった面での“体力勝負”については、否定しません。むしろ全肯定します。

●毎日の通勤もなくなり、フロア間移動さえなくなる、という現実

一般的に、赤ちゃんがある程度の時間の外出ができるようになるのは、生後3か月ごろからと言われています(諸説あります)。それまでの期間は、原則として、1日の多くの時間を自宅内で過ごすことになります。

ではこの、“1日のほとんどを自宅で過ごす”ということは、どういうことでしょうか。まず、通勤がなくなります。電車通勤であれば、自宅から最寄駅まで、乗り換えのためのホーム間移動、職場の最寄駅から職場までの間の移動が、毎日の行動から削減されてしまいます。マイカー通勤の場合でも、自宅から駐車場まで、駐車場から職場までの徒歩移動がなくなってしまいます。自転車通勤や徒歩通勤の場合は、言わずもがなです。

いずれの場合でも、行きと帰りの往復分の運動量が、そっくりそのままなくなってしまうのです。

●なくなるのは通勤時の運動量だけではありません。

普段、ほとんどオフィスビルから出ることのないデスクワーカーでも、終日自席に座りっぱなしということは、なかなかないでしょう。会議室まで移動したり、別フロアにいる他部署の方の席まで相談に行ったりすることもあるはずです。トイレだって、自宅のトイレに行くときよりは、歩く距離が長いでしょう。育休中は、そういった移動で消費していた運動量がすべてなくなってしまうのです。

内勤のデスクワーカーでこの状態なので、営業職などの外勤であればなおのこと、運動量が減ると思って間違いありません。そしてその状態を放っておくと、その分だけ運動不足になります。こうして、“体力勝負なのに運動不足になる”という構図ができあがってしまうのです。

●スポーツジム通いも視野に入れて

育休開始当初は、慣れない赤ちゃんのお世話や、出産後で体力が戻りきらないママのサポートで、パパもなかなか自分のことができません。生活も不規則となり、疲れもたまりがちになります。そのような状態で、「運動しないと」と思っても、なかなかうまく取り入れなれないのが実情です。

もし、ご自宅の近所にスポーツジムがあるなら、この機会に入会するのもありだと、私は考えます。費用はかかりますが、「お金がかかっている」と意識から、足を運ぶようになる可能性もあります。公共のスポーツ施設が近所であれば、そちらを利用するのもよいでしょう。“ジムまでの移動”も、通勤に比べたらわずかなものかもしれませんが、運動量の足しにはなります。

さらによいことに、ジム通いは、ついつい内にこもりがちな育児の日々の、よいガス抜きになります。なので、パパのみならず、ある程度体力が戻ってきたら、ママにもオススメです。

----------

本格的な体力勝負の日々を、体力を落とさず、むしろ増強して迎えたいですね。頑張りましょう! 私も頑張ります!

【参考リンク】

・身体活動・運動 | 厚生労働省(http://www1.mhlw.go.jp/topics/kenko21_11/b2.html)

●ライター/矢山ユースケ(IT系パパライター)

の記事をもっとみる