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「責任は学校側にありますよ!」【子どもの万引き】を学校におしつける「ヤバすぎる親」の実態とは?

  • 2022.12.13
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学校で起きたことの監督責任は、先生にあります。では学校外で子どもが起こした問題行動の責任は誰にあるのでしょうか?今回は、わが子が万引きしたのに逆ギレし責任を逃れようとする親のエピソードです。

画像: ftnews.jp
ftnews.jp

小学校で学級崩壊

友人のお子さんが小学生のときです。

高学年のクラスが、1学期からかなり荒れていました。

参観日にいくと、マンガを読んでいる子・タブレットでゲームをしている集団など…とても勉強ができる環境ではなかったそうです。

2学期になり運動会が終わるころには、完全に学級崩壊。

クラスは1日中、無法状態になったのです。

スーパーで万引き事件が発生

ある日、学校の近くのスーパーでお菓子の万引き事件がおきます。

おまけつきのおもちゃが20個以上、ごっそり商品棚から盗まれました。

次の日、スーパーの近所の公園で、おまけだけ抜き取られた状態で、お菓子と箱が発見されたのです。

スーパーの防犯カメラや、地域の人たちの目撃情報から、友人の子どもが通う小学校の児童の犯行だとほぼ確定されました。

先生が防犯カメラで犯行を確認

小学校に連絡がはいり、先生たちがすぐにお店に向かい防犯カメラを確認しました。

すると学級崩壊しているクラスの子どもが商品棚からお菓子を盗み、足早にお店を出ていく姿がしっかり映っていたのです。

先生たちは、すぐにカメラに映っていた子どもの親に連絡。

詳しい事情を説明するために、学校に来るように伝えました。

子どもの万引きを学校の責任にする親

「学校のストレスのせいでこうなったんです!責任は学校にあります!」

校長室に入るなり、先生たちがしゃべりだす前に、そう言い立てる親。

こんな態度の親に、先生たちは開いた口がふさがりませんでした。

その後、店長・先生・保護者・子どもで話し合いがおこなわれました。

しかし最後まで保護者が子どもの万引きを謝罪することはありませんでした。

店長は「子どもの未来もあるから、あまり大事にしないであげたい」と子どもに配慮して、警察に連絡しなかったのです。

ですがさすがに店長も、親の態度に相当腹が立ったのでしょう。

最後には「次に同じような万引きを見つけたら、すぐに警察に連絡します!」と怒り心頭で帰っていったそうです。

未成年の子どもが万引きをしたら、その責任は親にあります。

しかし親なら誰しも、わが子が罪を犯すなんて信じたくないですよね。

だからと言って責任を学校になすりすけるのは、はっきり言ってカッコ悪いです。

子どもの犯した罪に向き合い、育て方を反省し、改善していける親。

本来ならそんな親の姿をみせるべきだったでしょうね。

ftnコラムニスト:広田あや子

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