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元銀行員は見た!年収300万円なのに貯金1,000万円を貯めた人がやったこと5つ

  • 2022.12.12

年収200万円~300万円の人が、1,000万円を貯金するのは「難しい…。」と感じるかもしれません。しかし収入が少なくても、コツコツ1,000万円を貯めた人がいるのも事実です。

では、年収300万円でも貯金1,000万円を貯めた人がやったことはどんなことでしょうか。元銀行員でファイナンシャル・プランナーの勝目麻希さんが解説します。

■固定費の無駄を削減

貯金を増やすためには、出費を減らすのが大切です。とくに、毎月かかる固定費の見直しができると、大きな努力なく継続的に出費を減らせます。

例えば、スマホは大手キャリアから格安SIMへ変更すると月々の通信料が数千円~1万円程度節約できます。また、動画配信サービスやスポーツジムなど、毎月利用してもしなくても料金が発生するものは、本当に必要なのかを定期的に見直すようにしましょう。

■変動費は予算を決める

食費・外食費・交際費・美容費といった変動費を節約するのは、大きなストレスがかかります。ストレスの反動で衝動買いに走ってしまうことも……。

変動費は極端に減らそうとせず、予算はしっかり決めてその範囲でやりくりするのがおすすめです。例えば、交際費は月1万円と決めて、その範囲内でやりくりするというルールにしておきましょう。

■先取貯金をする

給料から差し引いて、余った金額を貯金するのは難しいものです。そこで、給料日に貯蓄したい金額を貯蓄用の口座に入れてしまう“先取貯金”がおすすめです。

先取貯金した分は最初からないものとして、生活費の計画を立てましょう。

■生活環境を整える

出費を減らすためには、生活環境を整えるのもおすすめです。きちんと掃除・整理整頓して、家の中に何があるかを把握しておけば、「似たようなものを買ってしまった…」という無駄な出費は減ります。

例えば、クローゼットを整理して、本当にお気に入りの服だけを残すようにしましょう。クローゼットの中を把握すると、似たような服を買ってしまうなどの無駄な買い物が減ります。

■外食を減らし自炊生活する

「生活環境を整える」に含まれますが、外食を減らして自炊するだけで出費が減ります。自炊が増えれば健康管理もしやすくなるので、体調不良になった時にかかる出費(薬代・栄養ドリンク代・マッサージ代など)を減らせるのもメリットといえるでしょう。できれば、昼食もお弁当を作り持参するのがおすすめです。

一人暮らしだと一人分を作るのは難しいかもしれません。そんな時には、小分けして冷凍しておきましょう。必要な時に温めて食べることができます。

■本当に必要なものは何ですか?

収入が少ないと貯金が難しいと思うかもしれませんが、出費を管理して、貯金を強制的にするシステムにしておけば勝手に増えていきます。また、生活が乱れていると無駄遣いが増えるので、普段から整理・整頓を心掛け、本当に必要なものだけを購入するのもおすすめです。

ぜひ、今回紹介した方法を取り入れてみてくださいね。

文・勝目麻希(ファイナンシャル・プランナー)
新卒で総合職としてメガバンクに入行し、法人融資・金融商品販売等を担当。自分の金融知識や実務経験を活かしたいと独学でライターの道へ。現在はファイナンシャル・プランナーの知識を活かして金融系メディアを中心に執筆。

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