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BTS・JINが酒と醸造所を作るワケ、親友の料理研究家が明かした『酔中JIN談』の裏側【インタビュー】

  • 2022.12.12

BTS(防弾少年団)のJINと韓国を代表する料理研究家ペク・ジョンウォンが飲み友達だということは意外な事実だ。そんな親友の2人が酒を作り始めた。

そして2人が酒を作る過程は、『酔中JIN談』を通じて公開されている。2人の酒造りは今や醸造所づくりへと発展し、この小さな一歩が伝統酒を生かす新風を起こすのかに注目が集まる。ペク・ジョンウォンは最近、自身がCEOを務めるザ・ボーンコリア社屋で行われたインタビューで、『酔中JIN談』を撮影することになったことについて、「JINと私は酒友達だ」と明かしたことがある。

『酔中JIN談』制作のきっかけ

 

また「自然と色々な酒を飲むことになった。そして私が作ったお酒も飲むようになり、JINもお酒を作ってみたいと言いだして始まった」と説明した。

ペク・ジョンウォンとJINによる『酔中JIN談』は、2週間にわたって4つのエピソードを作り出した。JINは韓国伝統酒最高の専門家、パク・ロクダム先生から酒作りを直接学び、厨房の扉まで師事しながら情熱を尽くしたそうだ。

(写真提供=OSEN)JIN

このことについてペク・ジョンウォンは「JINは本当にお酒に本気だ。『美味しさの広場』(原題)という番組で知ったシトラスという醸造所がある。その醸造所が資金難によって(経営が)難しくなったので、私は芸能界の酒好きであるシン・ドンヨプ、ソン・シギョン、キム・ヒチョルなどにそこで作られた酒を飲んでみろと言い、投資で助けになれと言った。JINもその話を聞いて助けたいと言っていたのだが、そこで酒に対する真心を感じた」と話した。続けて「(JINに)真剣に酒を作ってみたらどうかと話し、パク・ロクダム先生と会わせ、自然にお酒を作る過程をカメラに収めることになった。その結果が『酔中JIN談』だ」と付け加えた。

JINに酒作りを勧めたワケ

 

酒が好きという気持ちは、今や酒を作る気持ちへと変化した。ペク・ジョンウォンは「『酔中JIN談』の最後には、JINが自分の酒ブランドを作ることになる。醸造所を作って入隊すれば、その期間中に酒が保存されて熟成していく。JINは自分が作った酒を合法的に配りたくて醸造所を作ったのだ。私も、自分が作ったお酒を合法的に分けてあげたくて醸造所を作った。醸造所を作らず、ブランドなしで配ると酒税法違反になる」と理由を説明している。

そんなJINが作った酒を一般人も飲んでみることができるだろうか。

ペク・ジョンウォンは「『酔中JIN談』を撮り、本人(JIN)も満足している。JINがオーク樽に自分が作った酒を直接詰め続けている。本人の名前で醸造所を準備中だ。除隊する頃にはよく熟しているだろう。焼酎にウイスキーのようなオークの香りや色を入れるのだ。麦芽で作ったウイスキーではなく、米で作ってオーク樽で熟成させるこの酒の名前を、徐々に考えなければならない」と伝えた。

(写真提供=OSEN)ペク・ジョンウォン

なおJINに伝統酒作りを勧めた理由は、韓国の自慢できる文化だからだという。ペク・ジョンウォンは「1910年から1945年にかけて、韓国の酒文化が壊れた。米で酒を作れないようになり、家で酒を作り、蒸留して焼酎を作る文化が全て消えた。 失われた数十年に追いつくためには、Kコンテンツで有名になった有名アーティストたちが自身のブランドの酒を作ることだ。そのようなお酒がたくさん出てくれば、見どころ、食べ物、ショッピングを全て提供できる」と打ち明けた。

(記事提供=OSEN)

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