【ウェーブ巻き】簡単なのにこなれて見える！ コテの使い方＆スタイリング術

初心者でも簡単にできる「ウェーブ巻き」のやり方を、人気美容師が解説！ コテの使い方や、巻き髪をキープするおすすめのスタイリング剤まで一挙ご紹介。ミディアム・ロングヘアの方は、ぜひこの巻き方をマスターしてトライしてみて。

「巻き髪の神様」としてマキア世代からも絶大な支持を集める人気美容師。わかりやすい巻き髪解説に、インスタグラムのフォロワーは10万人を超える。

【ウェーブ巻き】とは？

アイロンを交互に返しながらつくる「ウェーブ巻き」は、ウェットな質感と相性が良くあか抜け度の高いスタイル。波のように重なり合うウェーブで、カールとは一味違う抜け感のあるスタイルに挑戦を。

【ウェーブ巻き】におすすめのコテはこれ！

カーボンレイヤープレートが髪内部の潤いを閉じ込め、しなやかな手触りを持続。 リファビューテック カールアイロン32 ￥24000／MTG

【ウェーブ巻き】の基本ステップ〜完成まで

トップス／スタイリスト私物

髪全体にオイル状のベース剤を馴染ませ、アイロンの熱ダメージを受けにくい状態に。全体を4ブロックに分ける。

分割した髪を、さらに上下にブロッキングする。下の毛束をとり、まずは毛先を外巻きにワンカール。

外巻きにした少し上を内巻きにし、さらにその上を外巻きにと、あご下まで交互に繰り返す。巻く部分の少し上を指で挟み込むことで、髪が広がらずカールを均一に作りやすい。

上の毛束は毛先から内巻き→外巻き→内巻き……と、下の毛束とは逆に巻いていく。ウェーブをずらすことで動きのあるフォルムに。

残りの毛束もそれぞれ上下に分けて同じように巻いたら、全体をブラッシングしてウェーブをほぐす。さらにウェット質感のバームを手のひらに少量取って髪の内側から毛先に向けて広げ、残ったバームを表面、顔まわりにもなじませる。

最後に指先に残ったバームで前髪の毛先をつまみ、コームでとかしてシースルーバングに。前髪に抜け感を出すことでこなれ感もアップ。

マスカラ状のスタイリング剤で表面のアホ毛を抑え、ウェーブの毛並みを際立たせたら出来上がり！

単調に見えがちなウェーブは、上下でカールをずらすことで動きのある仕上がりに。

バックスタイルの波打つようなうねりがウェーブの特徴。いつもの巻き髪の雰囲気を変えたいときにおすすめ。

【ウェーブ巻き】におすすめのスタイリング剤

a アイロン前に髪になじませるだけで、熱ダメージを遮断しながらスタイリングをロック。リファロックオイル 100ml ￥2640／MTG b オリーブ油を主成分にしたバームが、手のひらでとろけて乾いた髪にもムラなくなじませやすい。ヘアバーム 997 70g ￥4070／リンクオリジナルメーカーズ c ジェル状のスタイリング剤が、ベタつくことなく飛び出す髪をホールド。エルジューダ ポイントケアスティック 15ml ￥1650（ヘアサロン専売品）／ミルボン

カーディガン￥10890／dazzlin

バームで束感を出すことで、上下でずらしたウェーブの重なりを強調。髪は巻きたいけどフェミニンすぎるのはちょっと、という時に、程よい洒落感とカジュアルさを演出してくれる。

※本記事掲載商品の価格は、税込みで表示しております。

撮影／当瀬真衣〈TRIVAL〉 モデル／横田真悠〈non-no専属〉 ヘア／間嶋崇裕 メイク／榛沢麻衣 スタイリスト／金山礼子 取材・文／野崎千衣子 企画・構成／織田真由（MAQUIA ONLINE）