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日本人ラガーマンも撃沈→アメリカで生き残る方法【これがアメリカの女子大生(13)】

  • 2022.12.11

<日本人ラガーマンも撃沈→アメリカで生き残る方法>これがアメリカの女子大生[#13]

幸運にも友人や環境に恵まれ、大学を無事に卒業し、友人らとは今でも連絡を取り合って有意義な留学生活を送ったと思ってますが、帰国後よく「留学の成功の秘訣は?」などと聞かれるます。

色々考えてみたのですが、私の経験上とても重要なのは「食」でした。

留学仲間のツヨシ君は高校までラグビー部に所属し見た目もかなりワイルド。
それに対して細〜い体のヨシオ君はとても対照的な2人でした。

留学初日に日本から到着した我々留学生達は、大学に到着するやいなやカフェテリアへ連れて行かれました。
そして、そこで目にしたのは日本食とはまるで違うアメリカンなビュッフェスタイルの学食。

規格外の大きさのピザに、「何分煮たらこうなるの?」ってくらいのぐにゃぐにゃの味薄パスタ。
そして、とにかく異様に酸っぱいトマトスープから、蛍光色のシリアルなどなど…。

疲れた体にこの食事は…と、さすがのラガーマンのツヨシ君もげんなりしていましたが、ふと横を見ると、ヨシオ君はそのほっそい体でモリモリがっついているのです…!

かろうじてサラダを口にする私たちを尻目に「このスープおいし〜な〜」と激すっぱスープのお代わりまで!!!

その様子に、男子アメリカ人学生たちが次々に寄ってきて「こうやるとおいしいぜ」とチーズトッピングの味変伝授。

「お前食いっぷりいいなぁ」と瞬く間にその場に馴染み、1ヶ月経つくらいには、彼を中心とするグループまでできていました。そう、 ヨシオ君は痩せの大食いだったのです。

アメリカのホットドッグ大会早食いで優勝しちゃう日本人を彷彿とさせ、女子たちからも「He’s so cool!」と大人気で帰国まで彼女は切らしませんでしたね…。

その時、何も食べることができなかったマッチョツヨシはというと、その後日本から日本食などを送ってもらっていましたが、結局10キロ近く痩せてしまい、3ヶ月ほどで日本に帰国してしまったのです。

「現地の食に慣れる」というのは「その土地の文化に慣れる」という事なんですね。

さて次回は、「こんなタイヤみたいにカッタいピザ、一切れも無理…」と話していた日本人女子に訪れたまさかのチャンスをご紹介!

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