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そのくすみ、産毛のせい?40・50代こそすべき産毛ケア

  • 2022.12.12

最近、「顔がくすんで見える」「メイクのノリがよくない」といったお悩みはありませんか? 高価な化粧品を使っているのに不自然さを感じたら、産毛のチェックをしてみてください。知らない間に増えている産毛が、肌を暗く見せているかもしれません。

肌育美容家の筆者が、簡単な産毛のホームケア方法をご紹介します。

■40・50代になると産毛が増えるのはなぜ?

顔に生える産毛や体毛は、パーツによって男性ホルモンと女性ホルモンの影響を受けています。頭髪は抜けやすくなるのに、顔や身体の産毛が増えるのは女性ホルモンの低下が関係しています

1〜2週に一度、産毛のケアをしてくすみがちな肌をトーンアップさせましょう。

■ツールは3つだけ!簡単産毛ケア

自宅での産毛ケアには、3つのアイテムを用意するだけでOKです。

(1)フェイシャル用電動シェーバー

カミソリではなく、フェイシャル用の電動シェーバーがおすすめです。刃の部分が小さくできているため、顔のカーブに沿ってお手入れができます。細かい部分が見づらくなる年齢なので、安全面に配慮しましょう。

大型電気店やドラッグストアで購入ができ、値段も1,000円代のものが増えています。筆者も気になった時にさっと使えるよう、ドレッサーに必ず電池式のシェーバーを用意しています。

(2)オールインワンジェル

角質を剥がしてしまわないように、クッションとしてオールインワンジェルを使います。クリームや乳液でもOKですが、透明の方が肌が見やすいので初心者にはジェルがおすすめです。

(3)タオルやティッシュ

タオルやティッシュは、シェーバーについた産毛の拭き取りに使います。

■パーツ別「産毛のお手入れ方法」

洗顔後の清潔な肌にオールインワンジェルを塗ります。できれば、お風呂上がりなどの肌が柔らかい状態で行うことがベストです。

生え際をそろえすぎると不自然になるため、ヘアバンドをつけておくと便利です。

眉毛には触らないよう、上から下に向かって縦にシェーバーを動かします。こめかみ部分は、髪と眉毛がつながるように黒い産毛が生えやすいのできちんと処理しましょう。

黒くはないですが、ふわふわとした短い産毛が生えやすいパーツです。やさしく肌にシェーバーをあて、数回なでるだけでOKです。

口元

一番厄介なのが、口周りの産毛。男性ホルモンの影響で、年齢とともに黒い産毛が増えやすいです。

このパーツは、産毛の生え方に逆らうように、下から上へと動かします。片方の手で皮膚をやさしく引っ張ると、上手に剃毛できます。

唇の下も手入れを忘れがちな部分です。このパーツは、上から下げていく方法でOKです。

フェイスライン

産毛の生えたフェイスラインはぼやけやすく、老け見えの原因につながります。フェイスラインをまたぐように、上から下へとシェーバーを動かしてください。

特に、耳の下あたりは産毛が多い場所です。念入りなお手入れを心がけてくださいね。

■アフターケアも万全に!保湿重視のスキンケアを

産毛のケアが終わったら、ぬるま湯でさっと洗い流します。ティッシュやコットンで拭き取ると、必要以上に力が入って摩擦を与えてしまう場合があります。

洗い流した後は、いつもよりも万全の保湿を意識してください。化粧水、美容液、クリームで整えることを忘れずに

もし、「ビタミンC」や「レチノール」配合のスキンケアを使っている場合、産毛ケアの当日だけはさけた方が無難です。刺激を与えやすい成分入りの化粧品は、次の日から使いましょう。

筆者おすすめアイテム
パイナップル豆乳ローションプレミアム/鈴木ハーブ研究所

顔に限らずムダ毛の処理をした後は、こちらのアイテムでのお手入れがおすすめです。アフターシェービングにぴったりです。

「大豆イソフラボン」を高濃度で配合し、ムダ毛の処理後に敏感に傾きがちな肌をトラブルから守ります。
(100ml 通常購入税込価格4,180円)

産毛のケアは、慣れてくると10分もかからずに終了します。また、最近は家庭用の光脱毛機器が充実しています。シェーバーに比べると手入れの頻度が減るので、光脱毛機器を購入することもかしこい選択です。

(肌育美容家 今泉 まいこ)

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