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「たら」の脂質量は、100g中、何g?~ダイエットに役立つ栄養クイズ~

  • 2022.12.11

高たんぱく、低脂質。そんな白身魚の代表格が「たら」ではないでしょうか。風味だけでなく栄養価もすぐれた「たら」ですが、これとほぼ同じカロリーを含む食材は? 「たら」に含まれる脂質の量は? “ダイエットに役立つ栄養クイズ”、今回のテーマは、秋から冬にかけておいしく味わえる「たら」です。

問題1 「たら」1切れ=100gと同じほどのカロリーの食材は、次のうちどれ?

□もち2個
□木綿豆腐100g
□バナナ1本
□牛乳コップ1杯

 

 

「木綿豆腐100g」です

冬の鍋料理でよく登場する「たら」は、魚の中でも低カロリーな白身魚で、100g=72kcal。一方、上記の食材は、もち2個(100g)=112kcal、豆腐100g=73kcal、バナナ1本(100g)=93kcal、牛乳コップ1杯(約200ml)=122kcalです。したがって、「たら」1切と豆腐100g=約1/3丁が、ほぼ同じ数値となります。「たら」はこれからの時期、おいしくなりますので、鍋料理以外にも焼きものや揚げものなどにも利用したい魚のひとつです。

 

問題2 「たら」の脂質の腸は、100g当たり何g?

□0.1g
□1.0g
□10.0g
□15.0g

 

 

「0.1g」です

問題1でも解説したように、「たら」は低カロリーな食材であるうえに低脂肪の食材でもあります。大きめの切り身1切れ=100gに含まれる脂質は約0.1g。一方たんぱく質は豊富に含まれていますので、食事制限などを意識している方には、とてもおすすめです。またタウリンなども豊富ですので、コレステロールの低下、血圧を正常に保つなどの効果が期待できます。

 

問題3 次のうち「たら」の仲間でないものは、どれだと思う?

□マダラ
□ギンダラ
□コマイ
□スケトウダラ

 

 

「ギンダラ」です

上記の中で、「ギンダラ」は、「たら」の仲間ではありません。「たら」という名がついていますが、カサゴ目ギンダラ科の深海魚になります。もともとは「マダラ」の代用品として使われていたとのことですが、脂肪分は多めです。ちなみに店頭で、切り身の「たら」として売られていることが多いのは「マダラ」。たらこやでんぶなどは「スケトウダラ」から作られています。また「コマイ」は、「マダラ」や「トケトウダラ」より小型の魚になり、これも「たら」の仲間です。

 

問題4 冬ならではの食材である「たら」の「白子」は、「たら」のどこの部分になる?

□卵巣
□小腸
□肝臓
□精巣

 

 

「精巣」」です

「白子」とは、「たら」に限らず、フグやアンコウなどの精巣の部分を言います。食べ方はいろいろとありますが、酢のもの、焼きもの、鍋ものなどに使用することが多く、プリっとした食感で、口の中に入れると、とてもクリーミーな味わいです。これからの寒い時期にしか味わえない高級食材です。和食以外にも、にんにくやオリーブ油などとの相性もよく、洋食でもおすすめです。

 

問題5 「たら」という漢字は、次のうちどれ?

□鮗
□鱈
□鯑
□鱚

 

 

「鱈」です

「魚へん」がつく漢字で魚の名前を表すものはたくさんあります。「たら」は「鱈」と書きます。「雪のように肉質が白い」「雪が降る冬に獲れる魚」というところから来ているようです。鮗は「このしろ」、鯑は「かずのこ」、鱚は「きす」と読みます。そのほか、冬の魚には、鰤(=ぶり)、鰈(=かれい)、鯉(こい)、鰊(にしん)などがあります。

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